肥満大国ーアメリカ [海外]

More Than Two Thirds of Americans Are Overweight or Obese
(Time 2015/06/22)


ほとんどのアメリカ国民は太り気味であるという新たな調査結果についてTimeが伝えています

以下は記事内容をまとめたものです。


「アメリカ国民の太りすぎと肥満について調査してきた最近の調査結果によると、大半のアメリカ人は太りすぎであることがわかった。

JAMA Internal Medicineが発行した調査結果には、セントルイスにあるワシントン医科大学の調査チームが、2007年から2012年にかけて、アメリカ国民の中から25歳以上の15,208人を選び出して調査した結果について書かれている。

調査期間中の男性の40%が太りすぎで、33%が肥満、女性では30%が太りすぎ、37%が肥満だったとしている。この数値はアメリカ人の1/3が肥満だとしているCDC(アメリカ防疫センター)の発表数値に類似している。

「私たちの予測はCDCの予測と極めて類似していますが、アメリカ国内での太りすぎと肥満の傾向は衰えることはありません。」とイー・メールで伝えているのは外科の公衆衛生学部門で博士号を取得している研究著者のリン・ヤン医師。

「このため、我々は太りすぎと肥満の撲滅を目指して、多様な分野で実行するための方針や実効策の強化を図っているところです。」

この肥満問題全体に取り組むためには。個人、医療専門家、地域社会、環境や政策などを通して多方面からのアプローチを支援する政治的な力が必要となってくる。

この20年間アメリカ人のウエストライン(胴回り)は成長し続けてきたと今回の調査結果には書かれている。太りすぎや肥満体の人は心臓病や2型糖尿病などの慢性疾患にかかるリスクが非常に高い。CDCの最新データによると、2,008年の1年間に肥満の治療に要した医療費は1,470億ドルに達した。

政府機関が主導して、健康的な食事、体を動かす運動や健全な社会的規範の確立を図り、アメリカ国民が元の体型に戻ることが必要であると今回の調査研究者たちは伝えている。」


※アメリカ国民の3人に1人が太りすぎ、肥満であるというデータですが、個人の問題として片づけてしまう問題ではなくて、国家単位で取り組まなければならない社会的な問題となってきているようです。










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山の精霊の怒りで地震が発生 [海外]

4 fined, released for naked photos on top of Malaysia's Mount Kinabalu
(CNN 2015/06/12)

★6月10日にマレーシアのキナバル山で発生した地震は山の神の怒りにふれたため?

キナバル山山頂で裸で記念写真を撮りマレーシア当局に拘束逮捕されていた4人の外国人観光客が6/12の金曜日に釈放されたというニュースをCNNが報じています。

The backpackers -- from Britain, Canada and the Netherlands -- were arrested after stripping naked May 30 and posing for photos on the mountaintop.
「イギリス、カナダ、オランダ人登山客たちは、5月30日にキナバル山山頂で裸になり写真を撮っていたとして逮捕された。」

4人は「わいせつ行為(obscene act)」をしたことを認め、地元の裁判所は4人に対し、1人1332ドルの罰金と禁錮3日間の判決を言い渡した。

The indigenous people of Sabag believe the tourists disrespected local culture and angered the spirit of the mountain.
「地元の先住民は外国人登山客が地元文化を軽視したこうした行為が山の精霊を怒らせ、5日の地震を招いたと信じている。」


「観光は裸で」が流行?

世界各地の観光名所ではこうした裸の観光が最近目立っているようです。

今年、アンコールの古代遺跡で裸になり写真を撮ったとしてカンボジア政府はアメリカ人観光客2人を国外退去させた。

昨年、ペルーにある15世紀のインカ帝国の城塞都市跡、マチュピチュで裸になり写真を撮ったとして少なくとも8人の観光客がペルー政府により拘留された。


★旅行先で開放的になり、つい羽目を外してしまうことがありますが、旅先の風俗・習慣などをないがしろにするようなことは避けた方がよさそうです。

ボルネオ島では5日にマグニチュード6.0の地震が起き、キナバル山では少なくとも16人が死亡している。





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いじめの件数は減少傾向にある [海外]

Fewer Kids Are Getting Bullied in School, Report Says
(Time 2015/05/16)

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★アメリカの学校でのいじめについての実態調査


2013年度のアメリカの学校でのいじめの実態が公表されましたが、いじめは減少傾向にあるようです。


「記事内容」

12歳から18歳までの児童を対象に2013年に学校でいじめられたり、からかわれたり、脅かされたり、噂の対象となっていないかなどの調査を取りまとめた最新の報告がアメリカの全国教育統計センターから出された。

その結果、生徒の約22%がいじめにあい、2005年にいじめについての統計を取り始めてからもっとも低い数字となった。

いじめの件数は全体的に減少したとはいえ、女子は男子よりもいじめにあう件数が以前として多い傾向にあり、男子の19%に対して女子は24%となっている。

いじめの件数を人種別に見てみると、白人系では24%, 黒人系では20%, ヒスパニック系では19%, アジア系では9%となっている。

メールやソーシャル・メディアなどのネット上でのいじめの件数も減少しており、わずか6.9%となっている。

「学校での いじめは生徒やその家族にとっては深刻な問題となっており、政治家、行政、教育者たちには学校でのいじめを減らす努力が求められている。」




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芸者は世界文化遺産? [海外]

Traditional Geishas Entertain Western Guests
(The New York Times 2015/05/06)


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「芸者」のおもてなしは日本の伝統芸


★ニューヨーク・タイムズ(5月6日号)はTraditional Geisha Entertain Western Guetstsと題する記事を掲載、日本の伝統芸である「芸者」のことをかなり詳しく報道しています。

記事の冒頭では京都祇園のあるお茶屋のことが紹介されてます。

Wearing a pearl gray kimono, Reiko Tomimori, 62, bows deeply while greeting guests to Ochaya Tomikiku, her teahouse in the Gion district. Then she escorts them to a room on the second floor where geishas or soon-to-be geishas, who are called maikos, entertain them.

「パールグレーの和服姿の富森玲子さん(62)は深々と頭を下げて、祇園にあるお茶屋「富菊」にやってきたお客に挨拶をし、それからお客を2階に案内する。そこは芸者や芸者見習いの舞妓がお客のおもてなしをする場である。」

古式豊かな作法でお客の応対をしているように見える富森玲子さんだが、彼女のお茶屋では今大きな変化が起きている。

ーそれは外国人客の増加である。

最近、富森さんはこれまでの慣習を打ち破り、紹介もなく、常連客の付き添いもない客でも、芸者とひと時を過ごしたいお客を受け入れることにした。

「これまでは芸者という商売は常連客にだけ提供してきました。」と話している。

富森さんと同じようなやり方をするお茶屋も出てきた。

日本経済が低迷し、企業投資も減少、地方経済が落ち込む中、富森さんは経営的な面から外国人を受け入れることにした。

そうした過程で2か国語対応のお茶屋を作り、国際ビジネスにおいて小さな役割を担っている。

富森さんと2人いる舞妓で若い方も英語が堪能だ。

「お客さんのほとんどは、舞妓さん、芸子さんを見るのは初めてで、こうした芸者文化に大変興味を示すようです。と」富梅雨さんは語る。

富梅雨さんの語学の腕前は以前に交換留学生としてニュージーランドに行ったときに学んだもので、英語を話すお客さんと会話が出来、自身の生活や家族そしてけいこのことなどについて英語で話しをすることも出来る。

「女性客は着物やメーキャップなどの質問をしてきます。」とも話している。

記事の中で「芸者」のことを次のように書かれている。

「芸者は機知に富んだ会話をしたり、場の雰囲気を盛り上げたりして、お客をもてなす。食事やお茶、その他の飲み物なども提供して、伝統的な踊りや歌などを披露する。時には、三味線という楽器の演奏もする。6人のお客に舞妓が1人ついてお座敷費用は1時間で250ドル。」

富森さんのように一元客や外国人を受け入れたり、芸者が英語を話したりするということに反対しているお茶屋の経営者がほとんどだとも書かれている。

駒井文江さんは100年もの伝統あるお茶屋を経営しているが、同伴者のいない外国人は受け入れていない。

「舞妓さんが英語やスペイン語を話したりしたら、伝統的な芸者ではなくなる。」と話している。

 
これまで秘密の社会(secret society)と見られていたお茶屋だが、少しづつオープンになってきたようです。

接待などの仕事の一環としてお茶屋を利用する日本の企業も出てきている。


★お客さんが器の大きな人間で特別な人だと思わせる雰囲気を作り上げる芸者の芸術技はこれからますます海外の人たちを魅了することは間違いないでしょう。



★最近海外のメディアで取り上げられた「芸者」に関する記事

Geisha hunting in Kyoto: 7 things to know before going to Gion
(CNN )

祇園に芸者を見に行く前に知っておくべき7つのこと
(CNN)

'A beautiful life': The Australian woman who became a geisha
(CNN)

Inside the secret world of the Geisha: Intimate photos reveal how Japanese women maintain 400-year-old traditions in modern world
(MailOnline)


★関連ブログ
死ぬまで現役を続ける91歳の芸者

「参考」
ウィキペディア英語版では「芸者」を次のように説明しています。

Geisha (芸者?), geiko (芸子) or geigi (芸妓) are traditional Japanese female entertainers that are trained as professional singers, dancers, and companions for men. The word geisha itself means artist. As artists, geisha are trained to entertain men in either a professional or social gathering. The skills geisha use to entertain male customers include serving tea, playing instruments, cultural dances, and the art of conversation. As skilled entertainers, Geisha must go through a training program so they can learn the skills needed to entertain. This process can take anywhere from six months to three years.

 
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週40時間勤務は過去の話 [海外]

Nobody works 40-hour weeks anymore
(Fortune 2015/05/05)

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"9 to 5" 「9時から5時まで」はもう時代遅れの表現?


Far fewer managers are putting in five days of 9 to 5.
「週5日、9時から5時まで勤務する管理職ははるかに少ない」

The 40-hour work week may be facing the same fate as the home phone — extinction.
「週40時間労働は固定電話と同じ運命に直面するこことになるだろう。ー絶滅ー」

こういう見出で始まる記事がFortuneに掲載されました。

最近行われた調査によると、管理職の半数が週に40時間以上働いているとWall Street Journalが報じている。そして約40%がこの5年間で平均労働時間が増えたと答えている。

世界8か国から9699人の正規社員を対象に労働状態についての調査を実施、その結果を発表したもの。

「給料はほとんど据え置きのままなのに、仕事に対する責任の度合いが増えてきている。さらに会社から貸与されるスマートフォンや遠隔地からでも仕事が出来るソフトウェアのせいで毎日仕事に縛り付けられている。」

アメリカでは58%の管理職が週40時間以上の勤務、メキシコでは61%, イギリスでは1/3, 中国では1/5となっている。


管理職の労働時間が増えてきた背景にあるものーそれは生活費の上昇だ。

Rising cost of living combined with flat wages have led to the increasing hours.
「給料がそのまま据え置きのままなのに生活費が上昇していることが労働時間の増加につながっている。」
※flatは「(価格、料金が)均一の、固定した」という意味です。

★日々の生活費が上がる中、給料は上がらないままなのにより多くの責任を負わされる管理職の厳しい実態が明らに。

この調査では日本が含まれていないようですが、日本の管理職の勤務実態を調査すれば、かなり興味深い結果が出るのでは。





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ルービックキューブで世界記録 [海外]

Mind-boggling moment teenager breaks Rubik's Cube world record by completing puzzle in just 5.25 SECONDS
(Mail Online 2015/04/28)


まさに天才、神業だ。


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★何十年にもわたり、多くの人の頭を悩ませてきたあのルービックキューブ

全面の色をすべてそろえることが出来なくて途中であきらめてしまう人がほとんどのこのゲーム。

ところが、10代のコリン・バーンズ君が何と、5.25秒で完成させてしまい、世界記録を達成したというニュースです。

アメリカのペンシルバニアで行われたルービックキューブの全米選手権大会で、コリン・バーンズ君が、これまでの記録を0.3秒も上回る5.25秒の世界記録を樹立したニュースを紹介します。


何はともあれ、コリン・バーンズ君の神業をとくとご覧ください。


★偉業を達成した瞬間の周りのどよめきがすごいー本人よりも周りがびっくりしている様子がうかがえます。


「参考」
ルービックキューブのタイルをぐるぐる回すことをspin the rows of tiles と言うようです。
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小型無人機「ドローン」とテロ対策 [海外]

Drone with radioactive material found on Japanese Prime Minister's roof
(CNN 2015/04/22)

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★小型無人機「ドローン」が首相官邸屋上で見つかった事件をCNNがかなり大きく報じています。

首相官邸といえば、アメリカのホワイトハウスに相当するわけですから、アメリカのマスコミも大きな関心を寄せているようです。
(今年1月にはホワイトハウスの庭に無人機が墜落する事故があったばかり)

記事では政府の原発再稼働との関連について次のように触れています。

The discovery came on the same day a Japanese court approved a government plan to restart two reactors at the Sendai nuclear power plant in Kagoshima prefecture, more than four years after the Fukushima Daiichi nuclear disaster.

「小型無人機「ドローン」が発見された日は裁判所が鹿児島県にある九州電力川内原発1,2号機を再稼働させるという政府案を福島第一原発の事故から4年以上も経過して認めた日と同じ日だった。」

そして、安倍政権の原発再稼働は国民からはあまり支持されていないとも書かれています。

★原発再稼働に反対する意思表示として意図的に行われたことなのか、それともテロを引き起こす意図があったのかは定かではないが、政府に与えた衝撃は大きいものがあるようです。

★主要国首脳会議サミットや5年後の東京オリンピックを控え、ドローンがテロに使われる恐れが現実味を帯びてきたようです。










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就活者に浴びせられる違法な面接官の質問とは [海外]

Illegal questions that pop up in job interviews
(CBS News 2015/04/10)


★これはアメリカの話ですが、就職の面接時に面接官(人事担当者)の実に20%が違法だとはわからないで違法な質問を面接者にするというニュースをCBS Newsが報道しています。

CareerBuilderが昨年2100人以上もの人事担当者にオンラインで調査した調査結果を公表したもの。

CareerBuilderで中高年者の就職アドバイザーをしているマイケル氏の話。


「もしあなたが面接を受けに来ていて、面接官から不適切なあるいは違法だとわかっている質問をされるようなことがあれば、そうした質問には答える必要はありません。」

「求職者はすべての質問に答える必要はありません。「そうした質問には答えたくありません。」と答えれはいいのです。もし答えたくない質問を強要するような事があればその会社はあなたにはふさわしくないのかもしれません。」


その他の良くない質問例


犯罪歴があるかどうかを聞くのはよいが、逮捕されたことがあるかどうかについて聞くのは違法である。長期目標を聞くのはよいが、いつ会社を辞めるつもりなのかについて聞くのはダメ。

転勤が可能かどうかを聞くのはよいが、いまどこに住んでいるのかを聞くのはダメー住んでいる場所によって不利益を被る場合があるからである。

今回調査した人事担当者の3人に1人は次のような質問が違法だとはわからなかったという。

※やさしい英語なので日本語訳はつけてません。

What is your political affiliation? What is your race, color or ethnicity? How old are you? Are you disabled? Are you married? Do you have children or plan to? Are you in debt? Do you social drink or smoke?


★「そんな質問には答えたくありません。」と勇気を持って面接官に言える人はいったい何人いるのでしょうか。

採用されたい一心で違法?な質問にも答えなければならない弱い立場にある求職者の気持ちを採用者側は理解する必要があるのでは。



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宝物探しに夢中の中国人 [海外]

Tourism in Japan

Treasure hunt

The economy gets a boost from record numbers of visitors
(The Economist 2015/03/28)


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★宝物?を山のように抱えて帰国する中国人たち


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★増大の一途をたどる外国人観光客


★イギリスの経済誌エコノミストは「宝物探し」と題する記事の中で「記録的な数の外国人観光客か゛日本に押し寄せ、日本の経済が活気を呈している」と述べています。

この記事の中ではとりわけ中国人観光客のことを取り上げています。

記事の前半では大挙して日本に押し寄せ、金にものを言わせて?手当たり次第に商品を購入していく中国人のことについて書かれています。

中国本土でJapan’s “four treasures”「日本の四種の神器」と呼ばれているものを中国人は日本に来て買い求めると書かれています。

その“four treasures”とはbrand-name rice cookers, vacuum flasks, ceramic knives and high-tech lavatory seats です。

rice cookersは「電気炊飯器」、vacuum flasksは「魔法瓶」、ceramic knives は「包丁」のことだと思われます、そして最後には高機能の「温水便座」となっています。

北は北海道から南は沖縄に至るまで、旅館やホテルは中国、香港、台湾、韓国からの観光客で溢れかえっているとも書かれています。

こうした観光ブームは昨年から始まったが政府の予想をはるかに超えた1300万人以上の海外旅行客が押し寄せてきたが、そのうちの実に1100万人がアジア圏からの観光客。

今年2月の旧正月の期間に日本を訪れた中国人は実に45万人にも及ぶという。

★中国人観光客ブームの背景にあるもの

こうした背景には日銀の金融緩和政策による円安があるという。

昨年外国人観光客が日本で消費した金額は2兆円で2012年度の倍。

円安のほかにもビザ発注の簡素化、免税店の増加や日本の海外旅行客の受け入れ態勢の強化などがある。

これまでサラリーマンなどに人気のあったビジネスホテルを外国人観光客向けに改良したところ好評、レストランやお土産店のある道の駅や温泉なども人気が高いという。


マナーの悪さが問題

アジアから大勢の観光客が来て日本の製品などを買い、多くの消費をしていくのは日本の経済にとってはありがたいことなのだが、ここにきてマナーの悪さが問題となってきている。

店では商品の値段を値切り、レストランでは食事のマナーの悪さ、そして入浴施設では入浴マナーの悪さが目立つという。

花見に来ていた中国人が桜の木をゆすったため、警察に逮捕されるという事件も起きている。

日本もかつて通った道

アジア圏からやってくる外国人観光客のマナーの悪さに眉をひそめる日本人ですが、日本人もかつてはバブル期にはヨーロッパなどで日本人のマナーの悪さが問題になったことがある。

記事の最後ではマナーの悪さを顧みずに買い物漁りをする中国人にも良い面があると指摘している。

それは日本人が中国本土でテレビで放映されている反日ドラマに描かれているような冷血な帝国主義者ではないということがわかり、そして財布をどこかに忘れたり落としたりしても、持ち主のところにちゃんと戻ってくることなどに驚くという。

それから空気のきれいなことや素朴な自然環境や新鮮な野菜が豊富なことなどに深い感銘を受けるという。

そうした話を土産話として帰国していき、彼らを通して日本人の「本当の良さ」が中国に広まっていくという効果も出てきているのだという。

こうした効果はまさに日銀の金融緩和のおかげだと記事の最後に書かれている。


★爆買する中国人として今日本で何かと問題となっていますが、買い物のみならず、日本の優れた文化、美しい自然、そして日本人の正直さなども中国に持ち帰ってほしいものです。

そうすれば日本と中国との両国関係もこれからは良い方向に向かっていくのではないでしょうか





英文記事


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カンニング、みんなでやれば怖くない? [海外]




Bihar cheating scandal: What parents in India will do for good grades
(CNN 2015/03/20)

カンニング、みんなでやれば怖くない?



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★大勢の人が校舎の壁をよじ登り、窓の敷居にしがみついている異様な光景ーいったい何を?

実はこれは生徒の保護者達が自分の子供にカンニングペーパーを渡すため、なり振り構わず校舎の壁をよじ登っているところなのです。


「インドの異常な教育熱が文字通り新たな頂点を極めた」という見出しでCNNはインドの異常な教育熱について報道しています。

高校一年生の時に受けるテストが何よりも大事であり、この一度きりの進級テストに合格することがインドではその人の一生を決めることになるそうです。

インドではこれまでにもこうしたカンニング事件はたびたび起きていたようですが、今回のように露骨に行われたケースは過去に例がないと報じています。

インドの文部大臣の話。

「インドの子供たちは家族の助けがなければ勉強をしないのです。両親、社会、そして子供たちの協力がなければ政府は公平な試験を行うことは出来ません。今回のようなカンニング問題はみんなの責任なのです。」

インドのような発展途上国では教育は貴重な商品として見られている。12億人以上もの人口を抱えているインドでは、ちゃんとした教育を受けることがほとんどの国民にとって貧困という悪循環から抜け出すための重要な手段と見られている。


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8歳になる娘をバイクの後ろにひもで縛り付けて試験を受けさせようと学校まで無理やりバイクで連れていこうとした父親が逮捕された。

この光景を通行人がカメラで撮影してネットに流したため、事件が発覚して、この父親は「治安妨害(breach of the peace)」の罪で警察に逮捕された。

地元の警察の話によると、この娘の両親が娘にチョコレートやおもちゃを与えてなだめてなんとか学校で試験を受けさせようとしたが、娘はそれに従わなかったために父親が強硬手段?に出たというもの。

「釈放されてもこの父親は反省はしないでしょう。この父親には5人の子供がいて家族が貧困から抜け出すには子供に教育を受けさせるしかないと父親は信じているのです。」と警察は話している。

インドの識字率は74%(女性は64%),中国は95%

国連の調査によると、インドは人口の1/4以上が10~24歳までの若者で、世界で最も若い国民。


★それにしても家族が一体となったあまりなも露骨なカンニング作戦には驚かされます。

カンニングをして試験に合格してもその人の本当の実力ではないのですから、いずれは化けの皮がはがれるのでは。

レイプ事件多発問題に続いて今度はカンニング問題と不祥事が続くインドですが、名誉挽回を図らないと国際社会から相手にされなくなるのでは。





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