幸福を阻む悪しき習慣を絶つにはーNO.1 [海外]




―幸福への近道は身近なところにー

私たちの幸福への道を阻んている悪しき習慣から抜け出して幸せな人生を送るにはーNO.1

Happiness busters: 10 ways you’re ruining your mood 
(CBS News August 7, 2012)


この記事はアメリカのCBSニュースが2012年にオンラインで報道したものです。

英文タイトルにあるHappiness bustersとは直訳すれば「幸福をぶち壊すもの」という意味ですが、私たちの日常生活習慣の中にさまざまなHappiness bustersが潜んでいるようです。

この「幸福をぶち壊すもの」から抜け出すことができれば私たちは幸せな生活を送ることが出来るとこの記事には書かれています。

この記事では10種類の「自分で自分の気分を台無しにしているものー幸福をぶち壊すもの」を紹介していますが、各記事の終わりに書かれている「教訓」は私が付け加えたものです。


※以前にブログで紹介したものですが、翻訳に一部不備なところがありましたので手直し、加筆、修正して再度発表することにしました。

この記事を読んで幸福な生活を送るための手がかりをつかんで下さい。


1. Ruminating on the past 
「過去のことにこだわる」

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While many of us have experienced slights or major traumas in our lives, how we deal with those experiences can be the difference in attaining happiness. Research in Psychological Science reveals that constantly dwelling on past events or missed opportunities is a major trigger for clinical depression.

In part, this is because we suffer from selective memory bias. A study led by cognitive neuroscientist Dr. Elizabeth Kensinger of Boston College showed that people are much more likely to remember past negative events than positive ones. The more they dwell on those, the more likely they are to overemphasize everything bad that's ever happened - and exaggerate its impact on their lives.
The past can't be changed. Ruminating on it brings strong feelings of helplessness and bitterness, Meshorer says.

「ほとんどの人は、これまでの人生で大なり小なり心に大きな痛手を与えるような体験(トラウマ)をしてきているが、そうした過去に起きた出来事をどう処理したところで、幸福を手に入れることは出来ない。心理科学の調査(Research in Psychological Science)によると、過去の出来事や逃してしまったチャンスのことにいつまでもこだわり続けると鬱病にかかる危険性が高いという事がわかっている。

これは1つには我々は自分が選んだ記憶の先入観に苦しんでいるからである。認知神経科学者でボストン大学のエリザベス・ケンシンガー博士(Elizabeth Kensinger)率いるチームの調査によると、人は過去の楽しい出来事よりも、辛くいやな出来事のことの方をよく覚えているようだという事がわかっている。そうした過去に起こった出来事のことをくよくよ考えてばかりいると自分の身に起こることを何でも悪く大げさに考えてしまうことになる。

過去に起こったことは変えることは出来ないのだ。過去にこだわり過ぎると、無力感とつらさという気持ちが強まってくるだけであるとメショラー氏(Meshorer)は語っている。」

★教訓1ー「過去にこだわるな。過ぎ去ったことは変えることが出来ないのだ。」

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Sean Meshorer


The Bliss Experiment

The Bliss Experiment

  • 作者: SEAN MESHORER
  • 出版社/メーカー: Atria Books
  • 発売日: 2013/05/28
  • メディア: ペーパーバック



※シーン・メショラー氏についての詳しいことはこちらをご覧ください。
幸せを阻むものから抜け出そう-Sean Meshorerの「生い立ち」その1
幸せを阻むものから抜け出そう-Sean Meshorerの「生い立ち」その2
幸せを阻むものから抜け出そう-Sean Meshorerの「生い立ち」その3


2. Chasing fame or money 
「富や名声を追い求める」

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Scientific research overwhelmingly shows that wealth, luxury goods and fame have little impact on our lasting happiness, according to Meshorer.

A survey of American billionaires - published in Social Indicators Research - found that as a group, they are no happier than the average middle-class American. Of the minority of billionaires who said they were happy, not a single one listed money as the reason. What did make them happy? Having an abundance of warm, loving relationships and finding their life's purpose.
Other research from University of Rochester professors showed that those who make the pursuit of fame a primary life goal are significantly less happy overall than those who have loftier ambitions.

「富、ぜいたく品、名声などは人生の幸福に影響を与えることはほとんどないことが科学的な調査ではっきりと示されているとメショラー氏は話している。

「ソーシャル・インディケーターズ・リサーチ(Social Indicators Research)」がアメリカの億万長者を調査した結果、大部分の億万長者は平均的中流階級のアメリカ人と比べて幸せではないことがわかった。幸せだと答えた少数の億万長者の中で、お金を幸せの原因だと答えた人は1人もいなかった。彼らの幸せの原因はいったい何だったのか。それは彼らが暖かくて、愛情あふれる人間関係を十分に築き上げて、人生の目的を見出していたからなのだ。
ロチェスター大学で行われたもう1つの調査によると、名声の追及を人生の第1目標にした人は、全体的に見て非常に高い向上心を持っている人に比べて幸福度はかなり低いことがわかった。」

★教訓2ー「富、名声は幸福への必要条件ではない。人生において高い向上心を持つことが大切だ。」


3. Worrying about the future
「まだ起こっていない未来のことについて心配する」

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While ruminating about the past may lead to depression, worrying about the future won't help happiness either.

Research from psychologist Suzanne Segerstrom of University of Kentucky finds that the more time people spend generating, "What if something bad happens" scenarios, the more likely they'll needlessly dwell on the most anxiety-inducing outcomes that turn out to almost never actually happen - putting them through the emotional ringer for nothing. Not only does this kind of worrying generate anxiety, but research published in Circulation indicates it also leads to coronary heart disease and may shorten lifespan.

「過去の事にこだわり続けると憂鬱な気持ちに陥ってしまう。それと同じようにこれから先の未来のことを心配しても幸せにはなれない。

心理学者でケンタッキー大学のスザンヌ・セガーストロン博士(Suzanne Segerstrom)の調査によると、「これから何か良くないことが起こったらどうしようということばかり考え続けていると、現実にはほとんど起こらないような事に必要以上に不安を募らせてしまうことになるばかりで、精神的に疲れるだけで何も得る事がないことがわかっている。未来のことに対してこうした心配をすると、不安感が高まってくるだけでなく、冠動脈性心疾患の病にかかり、寿命を縮めることにもなると「サーキュレーション(Circulation)」で発表された調査は指摘している。」

教訓3ー「まだ起こりもしない未来のことを心配しても不安感が募るだけで、何も得ることはない。」


4. Obsessing over physical appearance
「容貌・外見を気にし過ぎる」

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Beauty is guaranteed to fade at some point, so putting too much emphasis on it will eventually cause happiness to fade with it, warns Meshorer.

A study in the Journal of Positive Psychology, found that even runway models at the peak of their beauty were significantly less happy and had more psychological problems than their average counterparts. One study in the Australian and New Zealand Journal of Psychiatry that looked at children between the ages of 9 and 12 found those who believed beauty was a key to happiness were more likely to develop depression than those who didn't.

Beauty makes people dependent on others' evaluations for their esteem. This creates anxiety because hopes for happiness are transferred into the hands of acquaintances and strangers - people over whom we ultimately have little control.

「美貌というものはいつかは衰えてしまう運命にある。だから美貌にこだわり過ぎると幸せも美貌とともにやがては消えてしまうことになるとメショラー氏は警告している。

ポジィティブ心理学ジャーナル(Journal of Positive Psychology)に掲載された調査によると、美の絶頂期にあるファッション・モデルでも一般人と比べて、それほど幸せではなくで、心の問題を抱えていることがわかった。「オーストラリア・ニュージーランド精神医学ジャーナル(Australian and New Zealand Journal of Psychiatry)」に掲載された9歳から12歳までの子供に関する調査結果によると、美が幸せになるのに必要なのだと信じていた子供たちはそうではない子供たちと比べて鬱になる傾向が高かった。

美とは他人が自分の容貌をどう見ているのかという他人からの評価に頼らざるを得ないのだ。自分の容貌にこだわり過ぎると、幸福への期待度は知人や見知らぬ人の評価にゆだねられてしまうことになり、そのため自分の事を人はどう見ているのかという不安感が募ってくる。結局のところ、こうした知人や他人なんてほとんど自分ではコントロールすることなんて出来ないのだ。」

★教訓4ー「容貌はいつかは衰えていくもの。他人任せの評価で決まる容貌など気にしていては幸福は逃げていく。」


5. Engaging in bad habits on auto-pilot
「無意識のうちに悪い習慣にはまっている」

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Habits are learned behaviors we gain by doing the same thing over and over until our conscious minds no longer need to think when performing them. While some habits are positive, many people have unhealthy ones they execute on auto-pilot without realizing such habits are keeping them from attaining their goals, getting in the way of happiness. For example, many people reflexively react with negative emotions when their plans are temporarily thwarted, by blaming others or through polarized thinking (my goal can "never" be reached), that prevent them from achieving success.

Research published in Scientific American reveals that many of our "happiness failures" are due primarily to bad habits rather than inability or ill-intent.
The good news, Meshorer says, is that once we become aware of habits sabotaging our happiness, research by Phillippa Lally in the European Journal of Social Psychology shows that we can change them in as few as 18 days.

「習慣とは、同じことを何度も何度も繰り返し行い、しまいには意識せずとも自然にそれが出来てしまうといった学習行動のことである。習慣の中には良い物もあるが、多くの人たちは不健全な習慣を身に着けてしまい、その習慣が自分の人生の目標から自分を遠ざけているとは気が付かずに、無意識のうちに自動的に行っており、その習慣が私たちの幸せの邪魔をしているのである。例えば、多くの人たちは自分たちの計画が一時的に妨げられたりすると、ネガティブな感情で反射的に反応してしまい、他人を非難したり、「私は目標のゴールには到達できないのだ。」などと偏った考え方をしてしまう。そのため成功を達成することが出来ないのだ。
「サイエンティフィックアメリカン(Scientific American)」に掲載された調査によると、私たちが「幸せになれない」ほとんどのケースは、能力がないとか意志が弱いからだとか言うのではなくて、その大部分が悪い習慣から来ているのである。
良い知らせもあるとメショラー氏は話している。「ヨーロッパ社会心理学ジャーナル(the European Journal of Social Psychology)」に掲載されたフィリパ・ラリー氏(Phillippa Lally)の調査によると、私たちが幸せになるのを邪魔しているよくない習慣にいったん気が付けば、たったの18日間でそうした良くない習慣を変えることが出来ると言われている。」

★教訓5―「日常生活で無意識的に行っている悪しき習慣を絶つこと」








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