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スティーブ・ジョブズの伝記が発売 [スティーブ・ジョブズ]

スティーブ・ジョブズ氏公認の伝記、発売を今月24日に前倒し

Walter Isaacson.jpg

10月5日に56歳で亡くなった米アップル(Apple)の共同創業者スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)氏の伝記が、10月24日に前倒しで発売されることになった。

タイトルは『Steve Jobs』で、著者は米タイム誌の元編集長、ウォルター・アイザクソン(Walter Isaacson)氏。

発売前からオンラインでの予約が殺到しており、Amazon.comでは既に洋書部門でベストセラー第1位になっているという。

21世紀のIT産業界に一大革命を起こしたカリスマ経営者、そしてエジソンとも並び称される天才発明家スティーブ・ジョブズの生き様がこの本で明らかになる。

この伝記本、次のように英語で紹介されています。一部紹介します。

Description
FROM THE AUTHOR OF THE BESTSELLING BIOGRAPHIES OF BENJAMIN FRANKLIN AND ALBERT EINSTEIN, THIS IS THE EXCLUSIVE BIOGRAPHY OF STEVE JOBS.

Based on more than forty interviews with Jobs conducted over two years—as well as interviews with more than a hundred family members, friends, adversaries, competitors, and colleagues—Walter Isaacson has written a riveting story of the roller-coaster life and searingly intense personality of a creative entrepreneur whose passion for perfection and ferocious drive revolutionized six industries: personal computers, animated movies, music, phones, tablet computing, and digital publishing.

「2年以上にわたって行われた40回を超えるインタビュー、 家族や友人、同僚、敵対する人物、競合他社の関係者など100人以上のインタビューを基に、ウォルター・アイザクソン氏は創造的な起業家のとてつもなく強烈な個性を持った波乱万丈のわくわくするような生涯を描いている。仕事に対する完全性を求める情熱ととものすごい意欲が、6つの産業分野に革命を起こしたーコンピュータ、アニメ映画、音楽、電話、タブレット型パソコン、そして電子書籍ー」

◆Steve Jobs』は世界同時発売になっているようですが、まず英語版が24日に発売されます。日本語版は2巻に分かれているようで、第1巻は25日に、第2巻は11月2日に発売となっています。
いずれも下記のアマゾンから買うことが出来ます。

「英語版Steve Jobs」

Steve Jobs

Steve Jobs

  • 作者: Walter Isaacson
  • 出版社/メーカー: Simon & Schuster
  • 発売日: 2011/10/24
  • メディア: ハードカバー


「日本語版Steve Jobs Ⅰ」

スティーブ・ジョブズ I

スティーブ・ジョブズ I

  • 作者: ウォルター・アイザックソン
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/10/25
  • メディア: 単行本


「日本語版Steve Jobs Ⅱ」

スティーブ・ジョブズ II

スティーブ・ジョブズ II

  • 作者: ウォルター・アイザックソン
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/11/02
  • メディア: 単行本





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スティーブ・ジョブズの革命ー3 [スティーブ・ジョブズ]

スティーブ・ジョブズの革命ー3

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A world without Jobs

As our special report in this week’s issue (printed before Mr Jobs’s death) explains, innovation used to spill over from military and corporate laboratories to the consumer market, but lately this process has gone into reverse. Many people’s homes now have more powerful, and more flexible, devices than their offices do; consumer gizmos and online services are smarter and easier to use than most companies’ systems. Familiar consumer products are being adopted by businesses, government and the armed forces. Companies are employing in-house versions of Facebook and creating their own “app stores” to deliver software to smartphone-toting employees. Doctors use tablet computers for their work in hospitals. Meanwhile, the number of consumers hungry for such gadgets continues to swell. Apple’s products are now being snapped up in Delhi and Dalian just as in Dublin and Dallas.

「本誌エコノミスト今週号の特集(ジョブズ氏の亡くなる前に発売)に書かれているように、革新的な技術は以前は、軍や企業の研究所から回ってきて、消費者マーケットに入ってきていたが、最近ではその方向が逆になってしまった。

多くの家庭には今や、会社にあるものよりも高性能で用途の広い機器がある。消費者向けの電子機器やオンラインサービスなどは、大半の企業にあるシステム機器より優秀で、使いやすくなっている。

一般家庭向きの製品は今や、ビジネス界、政府機関や軍隊などで採用されるようになってきている。会社ではフェイスブックの社内用バージョンを利用し、社内用のアプリストアを作ってスマートフォンを携帯する社員にソフトウエアを配布している。病院では医者が多機能端末を使って業務を行っている。

一方で、こうした電子機器を買い求める消費者が増加してきている。(アイルランドの)ダブリンや(アメリカの)ダラスのように、(インドの)デリーや(中国)の大連では今や、人々はアップル社の製品を先を争って買い求めている。」

Mr Jobs had a reputation as a control freak, and his critics complained that the products and systems he designed were closed and inflexible, in the name of greater ease of use. Yet he also empowered millions of people by giving them access to cutting-edge technology. His insistence on putting users first, and focusing on elegance and simplicity, has become deeply ingrained in his own company, and is spreading to rival firms too. It is no longer just at Apple that designers ask: “What would Steve Jobs do?”

「ジョブズ氏は独裁的な経営者(仕切りたがり屋)として有名だったが、彼のデザインした製品やシステムは、簡単に使えるという触れ込みになってはいるが、機能が限定的で応用が利かないと批判する者もいた。それでもジョブズ氏は何百万人もの人々に最先端技術にアクセスできるような力を与えたのだ。

ユーザーをまず第一に考え、製品の美しさと簡潔さにに対するこだわりの精神は、彼の会社に深く浸透していき、ライバル会社にまで広がりを見ているいる。「スティーブだったらどうするだろうか」と設計者が自問するのは、もはやアップル社内だけではない。」

The gap between Apple and other tech firms is now likely to narrow. This week’s announcement of a new iPhone by a management team led by Tim Cook, who replaced Mr Jobs as chief executive in August, was generally regarded as competent but uninspiring. Without Mr Jobs to sprinkle his star dust on the event, it felt like just another product launch from just another technology firm. At the recent unveiling of a tablet computer by Jeff Bezos of Amazon, whose company is doing the best job of following Apple’s lead in combining hardware, software, content and services in an easy-to-use bundle, there were several swipes at Apple. But by doing his best to imitate Mr Jobs, Mr Bezos also flattered him. With Mr Jobs gone, Apple is just one of many technology firms trying to invoke his unruly spirit in new products.

「アップル社と他のハイテク企業との間のギャップは今は狭まってきているようだ。ティム・クック(8月にジョブズのあとを継いで最高経営責任者に就任)率いる経営者チームが今週行った新型アイフォンの発表会は、まずまずの出来ではあったが、観客へのアピール度に欠けていた。人を引き付ける魅力を持ったジョブズ氏のいない製品発表会は、ごく普通のハイテク企業のよくある発表会のようだった。

アマゾンのジェフ・ベゾス氏は最近、多機能端末(キンドル)の製品発表会を行った。アマゾンは現在、アップル社に追いつこうと懸命になって、ハードウエア、ソフトウエア、サービスを使いやすく一つにまとめる努力をしているところだが、この説明発表会の中で、ジェフ・ベゾス氏はアップル社に対して辛辣な批判をした。

しかし、ジョブズ氏のやり方を真似することによって、ベゾス氏はジョブズ氏を称賛もしていたのだ。ジョブズ氏がいなくなった今、アップル社は規定の枠にはまらない彼の精神を新製品に吹き込もうとする数あるハイテク企業のうちの一つに過ぎない。」

Mr Jobs was said by an engineer in the early years of Apple to emit a “reality distortion field”, such were his powers of persuasion. But in the end he conjured up a reality of his own, channelling the magic of computing into products that reshaped entire industries. The man who said in his youth that he wanted to “put a ding in the universe” did just that.

「アップルの創業期、ジョブズ氏が「現実歪曲空間」を放出させていると、当時のあるエンジニアが話していたほど、彼の仕事に対する指示には大変な説得力があったという。しかし結局、ジョブズ氏は自分独自の現実を作り上げ、コンピュータというマジックを製品に注ぎ込み、業界全体を作り変えてしまったのだ。

若いころに宇宙にくぼみを作りたいと望んでいた男は、まさにそれを実現させたのだ。」

reality distortion field「現実歪曲空間」についてー

「ジョブズ氏は技術者に妥協は決して許さない。技術者がいくら徹夜をしようと知ったこっちゃない。技術者が無理ですと言っても、出来るんだと言い張り、奮い立たせて可能にしてしまう。これをアップル社内ではreality distortion field「現実歪曲空間」と呼んでいましたが、経営者としての不屈のスピリットは評価されるべきです。」

-コンサルタントの竹内一正氏、週刊新潮10月20日号の記事よりー

スティーブ・ジョブズの革命ー1
スティーブ・ジョブズの革命ー2


スティーブ・ジョブズの革命ー2 [スティーブ・ジョブズ]

スティーブ・ジョブズの革命ー2

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Apple of his eye

As a technologist, Mr Jobs was different because he was not an engineer—and that was his great strength. Instead he was obsessed with product design and aesthetics, and with making advanced technology simple to use. He repeatedly took an existing but half-formed idea—the mouse-driven computer, the digital music player, the smartphone, the tablet computer—and showed the rest of the industry how to do it properly. Rival firms scrambled to follow where he led. In the process he triggered upheavals in computing, music, telecoms and the news business that were painful for incumbent firms but welcomed by millions of consumers.

「スティーブ・ジョブズ氏はテクノロジストとして異彩を放っていた。単なるエンジニアではなかったのだ。それがジョブズ氏の非常に大きな力であった。ジョブズ氏は製品のデザインや美しさに頑固にこだわり続け、最先端技術を利用者が簡単に使えるようにした。

ジョブズ氏はまだ形成途中のアイディアを繰り返し取り上げたーマウスで操作するコンピュータ、デジタル音楽プレーヤー、スマートフォン、タブレット端末機などを生み出し、それらの使い方を業界に提示した。

ライバル会社は、スティーブ・ジョブズに続けとばかりに先を争った。ジョブズ氏が新製品を世に送り出す過程では、コンピュータ業界、音楽業界、通信・ニュース報道業界などに大変化をもたらし、既存の企業にとっては痛みを伴うものであったが、ジョブズ氏は何百万人もの顧客から歓迎された。」

Within the wider business world, a man who liked to see himself as a hippy, permanently in revolt against big companies, ended up being hailed by many of those corporate giants as one of the greatest chief executives of his time. That was partly due to his talents: showmanship, strategic vision, an astonishing attention to detail and a dictatorial management style which many bosses must have envied. But most of all it was the extraordinary trajectory of his life (see article). His fall from grace in the 1980s, followed by his return to Apple in 1996 after a period in the wilderness, is an inspiration to any businessperson whose career has taken a turn for the worse. The way in which Mr Jobs revived the ailing company he had co-founded and turned it into the world’s biggest tech firm (bigger even than Bill Gates’s Microsoft, the company that had outsmarted Apple so dramatically in the 1980s), sounds like something from a Hollywood movie—which, no doubt, it soon will be.


「広い実業界において、スティーブ・ジョブズ氏は自らをヒッピーだと自認し、いつも大企業に対抗心を燃やしていたが、最終的にはこうした大企業の多くから、同時代の最も偉大な経営者の一人として歓迎されることになった。

これは第一には、彼の才能によるところが大であるー抜群のショーマンシップ、戦略的ビジョン、細部までこだわる驚くべき気配り、そして独裁的な経営手腕などは、多くの経営者たちから羨望のまなざしで見られたに違いない。

しかし、そうした彼の才能の中で、何よりも評価されたのは、彼がいばらの道を歩いてきたということである。1980年代に、(会社から追放され)神の恩寵を失ったが、放浪の期間を経て、1996年にアップル社に復帰した彼の経歴は、仕事の上で降格や解雇、失業などの憂き目に会ってきたビジネスマンにとっては心の支えとなっている。

仲間と共同で設立した会社を業績不振の状態からよみがえらせ、世界最大のハイテク企業―1980年代に劇的にアップル社を追い抜いたビル・ゲイツのマイクロソフトよりも大きい企業―に成長させたスティーブ・ジョブズ氏の手腕は、まるでハリウッド映画を見ているようだ。―近い将来、きっと映画化されることだろう。」

But what was perhaps most astonishing about Mr Jobs was the fanatical loyalty he managed to inspire in customers. Which other technology brand do you ever see on bumper stickers? Many Apple users feel themselves to be part of a community, with Mr Jobs as its leader. And there was indeed a personal link. Apple’s products were designed to accord with the boss’s tastes and to meet his obsessively high standards. Every iPhone or MacBook has his fingerprints all over it. His great achievement was to combine an emotional spark with computer technology, and make the resulting product feel personal. And that is what put Mr Jobs on the right side of history, as the epicentre of technological innovation has moved into consumer electronics over the past decade.

「しかしジョブズ氏の最も驚くべきことは恐らく、顧客に狂信的な忠誠心を吹き込むことに成功したことであろう。アップル社以外のハイテク会社のステッカーが車のバンパーに貼られているのを見たことがあるだろうか。

アップル社製品の多くのユーザーたちは、ジョブズ氏がリーダーとする共同体の一部だと思っている。そこにはまさにユーザーとアップル社との個人的な結びつきがあったのだ。アップル社製品は、ジョブズ氏の好みに合わせてとてつもなく高い基準を満たすよう設計された。iPhoneやMacBookの1台1台にジョブズ氏の指紋が付いていると言ってもよいくらいだ。

ジョブズ氏の偉大な功績は、生き生きとした人間の感情とコンピュータ・テクノロジーを結びつけて、その結果として生み出された製品に人間味ある個性を感じるようにしたことであった。こうした功績により、ジョブズ氏は歴史に残るような大事業を成し遂げた人物として評価されることになった。この10年間で技術革新の中心は消費者向けの家電製品へと移ってきた。」

スティーブ・ジョブズの革命ー1


スティーブ・ジョブズの革命-1 [スティーブ・ジョブズ]

アップル社の創業者でIT業界の変革者とも言われているスティーブ・ジョブズが亡くなってから、マスコミから様々な特集記事が出されています。

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イギリスの経済誌エコノミストが最近出したスティーブ・ジョブズの特集記事を紹介します。

この記事では彼はマジシャンだったと述べています。どういうことかというと、今まで、コンピュータのような非人間的な機械を、人間が日常生活の中で便利に使えるような製品に作り変え、われわれのライフスタイルまでも変えてしまったというのです。つまり、個人の生活の中に抵抗なく入っていけるようなIT製品を作り上げた点が単なる技術者とは違うというのです。

そういった意味で、スティーブ・ジョブズはIT産業界に革命をおこしたともいえるが、この革命はまだ始まったばかりなのだ。スティーブ・ジョブズのおこしたIT革命の後を引き継ぐ者が次々と現れてくることでしょ。そして我々の生活様式もその恩恵を受けて、がらりと変わってくる時代がやってくるのはもはや間違いない。

このエコノミストの特集記事、前半部分を少し紹介します。英文の下に和訳を載せましたので参考にしてください。

「英文記事」

The magician

The revolution that Steve Jobs led is only just beginning

Oct 8th 2011 | from the print edition

WHEN it came to putting on a show, nobody else in the computer industry, or any other industry for that matter, could match Steve Jobs. His product launches, at which he would stand alone on a black stage and conjure up an “incredible” new electronic gadget in front of an awed crowd, were the performances of a master showman. All computers do is fetch and shuffle numbers, he once explained, but do it fast enough and “the results appear to be magic”. Mr Jobs, who died this week aged 56, spent his life packaging that magic into elegantly designed, easy-to-use products.

The reaction to his death, with people leaving candles and flowers outside Apple stores and the internet humming with tributes from politicians, is proof that Mr Jobs had become something much more significant than just a clever money-maker. He stood out in three ways—as a technologist, as a corporate leader and as somebody who was able to make people love what had previously been impersonal, functional gadgets. Strangely, it is this last quality that may have the deepest effect on the way people live. The era of personal technology is in many ways just beginning.

「日本語訳」

スティーブ・ジョブズのおこした革命は始まったばかりだ


「新製品紹介のステージ・ショーをやらせたら、コンピュータ業界やその他のどんな業界においても、スティーブ・ジョブズの右に出る者はいなかった。

黒いステージに1人で登場し、見事なまでの新製品を魔法のように取り出しては来場者をあっと言わせるスティーブのプレゼンはまさに演出の達人の演技であった。

「コンピュータが出来ることはせいぜい数字を拾い集めて、それを混ぜ合わせるだけだが、その過程をうんと早く行えば、その結果は魔法のように見える」とかつて説明したことがあった。ジョブズは56歳で亡くなったが、そのマジックを使って、上品なデザインの使いやすい製品を生み出すことに一生を費やした。

スティーブ・ジョブズの死を受けて、世界各国のアップルストアの前にキャンドルや花束をささげる人が出てきたり、インターネット上では政治家からの賛辞の言葉が数多く載せられていた。そうした反応を見ると、ジョブズ氏は単なる頭のよい金儲けに熱心な人物ではなくて、まれにみる大物人物だったということがわかる。

ジョブズ氏は3つの面で出色の人物であった。まず第1に技術者として、第2に企業経営者として、そして第3には、これまで非人間的で機能本位の製品を人々に愛されるように変えることが出来る人物として。

不思議なことだが、この第3の資質こそが、人々の生活様式に非常に大きな影響を与えることがあるのだ。個人向けのテクノロジーの時代は様々な意味で、今始まったばかりなのだ。」


スティーブ・ジョブズの成功法則 [スティーブ・ジョブズ]

Steve Jobs: 7 Secrets to His Success

大学を中退し、両親の家のガレージから会社を興し、一度は社内抗争で会社から放逐された男、スティーブ・ジョブズ。

彼はどうして世界で有数の革新者と呼ばれるようになったのか。その成功の秘密に迫ります。

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スティーブ・ジョブに関する書物の著者であるカルミン・ガロ氏が、スティーブ・ジョブの人生から非常に困難な状況の中でも、人生に勝利するための7つの成功法則を発表しました。

スティーブ・ジョブズと同じことが誰にでも出来るというこの成功法則、あなたも早速使ってみてはどうでしょうか。

ひょっとして、この成功法則を利用して、日本にも第2、第3のスティーブ・ジョブズが現れるかもしれません。

スティーブ・ジョブズの7大成功法則


1. Do what you love, no matter what it happnes to be.

「たとえどんなことであろうと、自分の好きなことをすること」
ーこれはスタンフォード大学での演説で述べたことです。

2. Put a dent in the universe.

「宇宙にくぼみを作ること」
ーこの和訳あまり自信がないのですが、カルミン・ガロ氏の説明によると、you have to have a big, bold, clear, concise vidion「壮大で、大胆で、明確で、簡潔なビジョンを持つこと」ということだそうです。

3. Say No to 1,000 things.

「1000の事柄に対してNoと言うこと」
ーこれはsimplifying his business「仕事を簡素化する」ということだそうです。

※スティーブが1997年にアップル社に復帰してきたとき、アップルは破産寸前であった。スティーブは300あった会社の製品を、2年間で10にまで減らした。

彼の仕事の簡素化は自身の生活スタイルにまで及び、毎日同じ服を着るようにしたという。理由はそうすれば、毎日どの服を着るかということに思い煩うことがなくなるからだという。

ーそういえば、スティーブ・ジョブズは新製品発表会の時、毎回黒のセーターとジーンズを着用していましたが、こういう理由からだったのですね。

4. Kick start your brain by doing something new.

「何か新しいことをして脳を活性化させること
―アップル社のスローガンはthink differently「人と違う考え方をする」です。

5. Sell dreams not products.

「商品ではなくて夢を売ること」
ーiPhoneは単なる携帯電話ではなくて、生活様式であると説明したのはよく知られている話。

6. Create insanely great experiences.

「とてつもないくらい大きな経験を創造せよ」
ー今年の夏、iPadを2900万台売ったのみならず、同時に利用者に喜んでもらえたという経験をしている。

7. Master the message.

「お客が本当に求めているものは何かをしっかりとらえること」
ースティーブは生まれながらにして優れたプレゼンターではなかった。1970年代、初のテレビ生放送番組に出演したとき、明らかに緊張していたが、プレゼンは時と共に上手になり、2007年にはこれまでの中で最高のプレゼンを行い、iPhoneの紹介をした。

※「こんな時、スティーブだったらどうするだろう」と自分に問いかけてみるのも役に立つとカルミン・ガロ氏は語っている。

◆スティーブ・ジョブズの成功法則、自分流に解釈したところがあるかもしれません。英語に自信のある方は英文記事を読んでみてください。

スティーブ・ジョブズの関連サイトはこちら
スティーブ・ジョブスのスピーチ 
スティーブ・ジョブズ氏、伝説の演説
スティーブ・ジョブズとiPad 
スティーブ・ジョブズが死亡


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スティーブ・ジョブスのスピーチ [スティーブ・ジョブズ]

デジタル時代のカリスマ経営者、革新者としてデジタルワールドに君臨してきたスティーブ・ジョブズ氏だが、病魔には勝てず、惜しくも56歳で亡くなった。

今、スティーブ・ジョブズのこのスピーチが徐々に人気が出てきているようです。その完全ノーカット版が見つかりましたので、紹介します。

私も何度か見ましたが、やはり見るたびに深い感動を覚えます。特に、死について語るところは、東洋的思想につながるところがあり、日本人には共感するところがあるのではないでしょうか。

「死は生命のための最高の発明であり、死は古き物を消し去り、新しき物に道を確保する)と述べているところなどは、哲学者の風格が感じられます。そして「時間は限られている。他の人の人生を生きることで時間を無駄にしてはいけない。自分の心と直感に従う勇気を持ちなさい」と聴衆者に訴えかけるところは力強いメッセージが伝わってきます。

聞く人に感動と勇気を与えるこのスピーチ、年齢を問わず多くの人に聞いてもらいたいものです。

こちらは英語字幕付きです。

Steve Jobs' 2005 Stanford Commencement Address



full transcript of of Steve Jobs’ commencement address delivered at Stanford University on June 12, 2005


こちらは日本語字幕付きです。

スティーブ・ジョブスのスタンフォード大学卒業祝賀スピーチ



ノーカット版のほかにダイジェスト版もあります


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スティーブ・ジョブズ氏、伝説の演説 [スティーブ・ジョブズ]

2005年、スタンフォード大学の卒業式(学位授与式)での記念講演をするスティーブ・ジョブズ元アップル社最高経営顧問

Visit msnbc.com for breaking news, world news, and news about the economy



デジタル世代のカリスマ的経営者としてこれまでデジタル界をけん引してきたスティーブ・ジョブズ氏が56歳という若さで亡くなった。

彼の死を惜しむ声がアメリカのみならず、世界各国のアップルファンから起こっている。

上の動画はmsnbcが提供したものだが、スタンフォード大学卒業式で行った記念スピーチは、(リンカーンの)ゲティスバーグの演説のようだと評した作家がいるという。

今となっては伝説のスピーチとなってしまったスティーブ・ジョブズのこの演説をぜひ聞いてみてください。

参考までにスピーチの訳を以下に書いておきました。英文スクリプトは下のほうに載せました。

「前半」
「人生の早い時期に自分の好きなことが見つけられて私は幸運だった。ガレージで2人で始めた会社が10年で従業員4000人以上を抱える20億ドルの会社へと成長した。ところが、私はその会社から解雇されてしまい、私が追い求めていたものが消えてしまった。私は精神的に落ち込んでしまった。その時はどうしてこんなことが起きたのかがわからなかったのだが、後になって、アップル社を解雇されたことが、私の身に起こったことの中で、一番良いことだったとわかった。すべてに自信がなくなり、また一から出直すという身軽さのため、成功への重圧から開放されたのだ。この身軽さのおかげで、私は人生の中でもっとも創造的な時期を過ごすことが出来たのだ。私がここまでやってこられたのは、自分の好きなことをやってきたからだと確信しています。皆さん方も自分の好きなことを見つけてください。いつかきっと見つかります。そしてほかのことも年が経つにつれてだんだん良くなっていきます。だから、前を向きましょう。安易に流されてはだめです。

◆スティーブ・ジョブズ氏がこの講演の1年前に医者から癌だと診断されたところは割愛しました。

「後半」
「死は誰にでも訪れる到着地点でなのです。失うものがあるという考えに陥るのを避ける一番良い方法は、人はみないずれ死ぬのだということを理解することです。人はみな裸の状態で生まれてくるのです。自分の気持ちに従ってはいけないという理由などないのです。時間は限られているのですから、他の人の生き方を真似して自分の人生を無駄にすることのないようにしてください。」

スティーブ・ジョブズ氏は禅宗を学ぶなど東洋文化を学んでいたという。その影響からか、スピーチの後半のような内容になったのではないでしょうか。

人間は生まれてきたときは、誰もが裸で生まれたきたのだから、人間はもともと失うものなどはないのだという考えは確かに東洋的な思想のようです。何かを失うことを恐れていては、前に進むことは出来ないのだとスティーブは言いたかったのでしょう。

日本にもスティーブのようなvisionary(時代の先駆者)が現れることを期待したいものです。


transcript of his speech


スティーブ・ジョブズとiPad [スティーブ・ジョブズ]

1984年にマッキントッシュ・コンピューターを世に送り出し、一躍時代の寵児となったスティーブ・ジョブズ。

そのスティーブ・ジョブズが10月5日に亡くなった。56歳という若さで。これからも時代のニーズに合った商品をどんどん開発してくれるものと思っていたのだが、誠に惜しい天才を我々は失ってしまった。

タブレット型情報端末を世の中に広めることになったまさに先駆者であったスティーブ・ジョブズ、彼の功績の恩恵で我々は、iPod, iPad,そしてスマートフォンなどの多機能端末を利用することが出来るようになったのだ。

スティーブ・ジョブズ、今までありがとう。iPodはこれからも大事に使っていくよ。

iPadを手に持ち、誇らしげに聴衆に説明する在りし日のスティーブ・ジョブズ
steve jobs and ipad.jpg

上の写真の説明英文

The Success of the iPad
In January 2010, Jobs announced that Apple would introduce a new tablet computer, the iPad. Though similar in functionality to the iPhone, the iPad features a much larger screen, increasing the visibility for reading, gaming and watching video. The first iPad was an overwhelming success, with more than 1 million sold in less than a month — about half of the time it took for the iPhone to achieve the same milestone. In March 2011, the second generation iPad was released, and it quickly became Apple's biggest success to date. Close to 1 million units of the tablet were sold just during its debut weekend. As of August 2011, more than 25 million iPads have been sold around the world.

iPadの成功

「2010年1月、ジョブズ氏はアップル社は新しいタブレット型コンピューター、iPadを発売すると発表した。機能的にはiPhoneと同じように見えるが、iPadは電子書籍を読んだり、ゲームをしたり、動画を見たりするのに適した大型スクリーンになっているのが特徴だ。最初のiPad発売は圧倒的な成功だった。1か月もしないうちにーiPhoneが100万個売れた時の半分の期間でー100万個以上も売れた。2011年3月、第2世代iPadがリリースされ、瞬く間にこれまでアップル社の大ヒット商品となってしまった。リリース開始1週間以内で100万個近くが世界で売れた。2011年9月現在、iPadは世界中で2500万個以上売れている。」

世界的な大ヒット商品となった多機能端末ーiPodはアマゾンから購入できます。

Apple iPad2 Wi-Fiモデル 32GB ホワイト

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  • 出版社/メーカー: アップル
  • メディア: エレクトロニクス



携帯音楽プレーヤーの定番ーiPodもあります。

Apple iPod touch 32GB MC544J/A

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  • 出版社/メーカー: アップル
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スティーブ・ジョブズが死亡 [スティーブ・ジョブズ]

あのカリスマ的人物であるアップル社のスティーブ・ジョブズが10月5日死亡した。56歳だった。

つい先日、iPhone4sを発表したばかりの矢先の事だった。

Steve Jobs of Apple Dies at 56.jpg
2010年、サンフランシスコでiPhone 4を紹介するスティーブ・ジョブズ

ニューヨーク・タイムズがスティーブ・ジョブの死亡を伝えています。
英文記事は下の方にあります。

アップル社は記者会見で「スティーブ・ジョブズが10月5日死亡したことを報告するのはとても悲しいことだ。スティーブの卓越した才能、情熱、エネルギーは、我々の生活を豊かにし、改善してくれる数々の新製品を生み出す原動力だった。スティーブのおかげて、この世界は計り知れないほど良くなっている。」というコメントを発表した。

今年の8月に、健康上の理由が最高責任者の座を退いた。2004年には、膵臓がんの手術、そして2009年には肝臓移植の手術を受けた。


この10年間アップル社の勢いはすさまじかった。

まずiPodで音楽業界を、次にiPhoneで携帯電話業界を、そして最近ではiPadで娯楽やメディア業界を激震させた。

マイクロソフトのビルゲイツは次のようなコメントを出している。
「スティーブ・ジョブの死亡の知らせはとても悲しい。スティーブのように人々に深甚な影響を与えるような人物はこれからはまず現れないだろう。彼の功績はこれから何世代にもわたって受け継がれていくことだろう。スティーブと一緒に仕事をすることが出来たのは、この上なく光栄だった。スティーブがいなくなってとてもさみしい。」

スティーブは家族に看取られて静かに息を引き取ったという。公の場では時代の先駆者のように見られていたスティーブだが、自宅では家族を大事にしていたと家族は話している。

スティーブ・ジョブズをあの伝説の発明家トーマス・エジソンに例える人もいるようだ。

スティーブ・ジョブズの偉大な足跡を動画で辿る-Time誌提供


ipod, iphone, ipadと次々にヒット商品を生み出してきたアップル社だが、スティーブ・ジョブ氏亡き後、アップル社は今後どのような道をたどるのか、iPodの一愛用者としては少し気になるところではある。


Jobs, Apple Co-Founder and Visionary, Is Dead


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