所信演説で憲法改正に意欲 [政治]
Prime Minister Abe Appeals to Japanese on Pacifist Constitution
(CNN 2015/02/12)
★国会で憲法改正を訴えた安倍首相
★戦後以来の大改革ー憲法改正ーに政治生命をかける安倍首相
★ニューヨーク・タイムズ(2/12)は安倍首相が2月12日に国会で行われた施政方針演説の中で戦後以来の大改革である「憲法改正」を切々と訴えたという内容の記事を報道しています。
People of Japan, be confident! 「日本国民よ、自信を持て」と吉田茂元総理の言葉を引用して国民に強く訴えかける内容の演説となりましたが、英文記事の中ではその演説のいくつかを紹介しています。
Isn’t it time to hold deep debate about revising the Constitution? For the future of Japan, shouldn’t we accomplish in the Parliament the biggest reform since the end of the war?
「憲法改正に向けた国民的な議論を深めていこうではありませんか。日本の未来を切り開く、そのために、戦後以来の大改革を、この国会で必ずや成し遂げようではありませんか。」
There will be no deviation from our path as a nation of peace. We will resolutely protect the lives and happiness of our people. To do this, we will put in place a national security system that can seamlessly respond to all contingencies.
「平和国家としての歩みは、これからも決して変わることはありません。国民の命と幸せな暮らしは、断固として守り抜く。そのために、あらゆる事態に切れ目のない対応を可能とする安全保障法制の整備を進めてまいります。」
このように声高らかに憲法改正を訴える安倍首相ですが、憲法改正にはいくつかの高いハードルを越えなければなりません。
これまで内閣支持率低下を恐れてか憲法改正論を封印?してきましたが、イスラム国テロリストによる邦人人質殺害事件が起きてからは、時機到来?と見てか、国会で声高らかに憲法改正を訴える安倍首相。
★いよいよ、憲法改正が現実味を帯びてきたようです。
自衛隊が海外で邦人人質救出などの軍事活動が出来るようにして日本の国益を守るという政府自民党の動きが見えてきました。
政治家安倍首相の悲願である憲法改正の実現を目指していよいよ歩き出したという感じですが、これに反対する各野党の足並みがそろわないのが心配です。
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