子供を受動喫煙の害から守る法律 [海外]




No smoking if the kids are in the car, says England
(CNN 2015/02/12)


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18歳以下の子供が乗っている車の中では煙草を吸うことは法律違反

★これはイギリスの話ですが、今年の10月1日から施行され、違反者には77ドルの罰金が科せられることになる。

アメリカのCNNがこのニュースを取り上げて報道しています。

「記事内容」

イギリスでは300万人もの子供たちが車内で受動喫煙の被害にあっているという。

「多くの子供たちは車内で大人が煙草を吸うと迷惑だと感じたりするが、怖くて大人たちに吸うのをやめて下さいとは言えないのです。そのために、子供たちを受動喫煙の被害から守るためにはこうした法律が必要なのです。」とイギリスの保健相ジェーン・エリス氏は話している。

「受動喫煙による煙の80%には癌を引き起こす毒素が含まれていて、それが密閉された車内ではより多く集まるのです。」と肺がん財団は述べている。

子供たちの肺は大人に比べて小さいため、たばこの煙からの害を受けやすいのです。大人よりもはやく煙を吸ってしまうのです。子供は煙草の害に対する免疫機能が十分には発達していないのです。

ウェールズでは昨年同様の禁止令を導入、職場、密閉された公共の場での喫煙は禁止となったが、イングランドでは2007年に施行された。

こうした禁止令はカナダ、アメリカ、オーストラリアなどにもあり、その他の国でも同様の動きを検討している。

南アフリカとパーレンでは子供が乗車している車内での喫煙は禁止されていて、モーリシャスでは運転者のほかに誰かが乗車しているすべての車内で喫煙は禁止となっている。

心臓財団ではこうした規制を歓迎しており、将来は若者たちの喫煙をやめさせるよう計画している。


★子供たちを煙草の害から守ろうという取り組みが海外では積極的に行われているようですが、日本でもいずれこうした規制は必要になることでしょう。

密閉された空間でのたばこの有害についてはマスコミでもっと取り上げてもらいたい。








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