ブラックウィドウー高齢資産家の敵

‘Black widow’ millionairess is arrested in Japan after the death of her SEVENTH partner in suspected cyanide poisoning
(MailOnline 2014/11/19)

「大富豪のブラック・ウィドウ、７番目のパートナー(筧勇夫さん)の死亡で青酸化合物による毒殺の疑いがあるとして逮捕される」



イギリスのタブロイド紙MailOnlineに掲載された日本のBlack widow,筧千佐子容疑者


★この記事内容を以下にまとめてみました。


筧千佐子容疑者はこの２０年間で７人の男性と交際、４人の男性と結婚してきているが、そのパートナーの多くが亡くなっていて、生命保険や遺産などで受け取った総額は８億円にものぼるという。

警察は筧千佐子容疑者が金のためにパートナーたちを青酸カリなどで毒殺したと見ているが、本人はマスコミのインタビューに応じるなどして殺害を強く否定している。

４番目の夫である筧勇夫さんは昨年の１２月に自宅で突然容体が悪化して搬送先の病院で死亡が確認された。

２人が結婚して２カ月も経ってはいなかった。

警察の司法解剖の結果、筧さんの血液から毒性の高い青酸化合物が検出された。

昨年の９月には当時の７５歳になる交際相手がレストランで２人が食事中に突然具合が悪くなり死亡した。

筧千佐子容疑者の身内の人間の死亡にまつわる事件が最初に起こったのは1994年で、この年に最初の夫が５４歳でなくなった。

2006年には結婚相談所で知り合った2番目の夫が心筋梗塞で６９歳で亡くなった。

2008年には3番目の夫が７５歳で亡くなっている。

2009年には癌を患っていたとされる交際相手が死亡、

そして2012年には当時の婚約者がバイクによる交通事故でなくなっているが、このときこの男性の体内から青酸カリが検出されたという。

筧千佐子容疑者は４番目の夫(筧勇夫さん)殺害容疑で逮捕されたが、本人は容疑を否認している。

今回のこの事件を担当している刑事は筧千佐子容疑者は金のために夫を毒殺したと見ていて、それ以外のパートナーの死亡についても筧千佐子容疑者が関与しているものと見ていて警察は慎重に捜査を進めているところ。

筧千佐子容疑者はメディアのインタビューでも容疑を強く否認しており、これまでに自分のパートナーたちが次々に亡くなってその苦しみを背負って生きているのは自分の運命なのだと話している。

筧千佐子容疑者以外にもいた日本のblack widowたち

１人は木嶋佳苗容疑者で2009年にネットのデートサイトで知り合った３人の男性(41歳, 53歳, 80歳)を殺害した容疑で逮捕され死刑判決を受けている。

木嶋佳苗容疑者は交際相手に睡眠薬を飲ませたうえで練炭を燃やして一酸化炭素で中毒死させたというもの。

木嶋佳苗容疑者は現在拘留中だが、最高裁判所に上告している。

もう一人は上田美由紀容疑者で２人の交際相手を殺害したとして逮捕されて死刑判決が出ているが、最高裁判所に上告している。


★MailOnlineの記事内容は日本のマスコミが報道している内容と変わりはありませんが、高齢の独身男性が次々と死亡して、筧千佐子容疑者が相手の生命保険や遺産を受け取っていることに注目を寄せているようです。

Mao;Online以外の海外メディアでもこのニュースは大きく報じられていますが、日本でもblack widowによる殺人事件が起きていること高い関心が集まっているのかもしれません。

★筧千佐子容疑者が金目当てにこれまでにパートナーを次々に殺害したことが果たして立証されるのかどうか今後の警察当局の調べを待つしかありませんが、これが本当だとすれば全国の資産家の独身高齢者は近づいてくる女性の甘い誘いにはくれぐれも注意してください。資産のみならず、命まで奪われてしまうことにもなりかねませんから。