公共の場所での排便が日常茶飯事の国 [健康・医療お役立ち情報]




One Billion People Still Poop in Public
(2014/05/09 Time)

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★排便などによる汚染水が垂れ流しされている川の上をカヌーでわたる子供たちーリベリアの首都モンロビア

国連が5月8日に発表したデータによると、世界で10億人以上もの人々が公共の場所での排便を余儀なくされているというニュースをタイムが取り上げています。

サハラ以南のアフリカ地域では、2012年には3900万人もの人がトイレットを利用できない環境の中で生活していて、伝染病が発生する危険性が極めて高いと指摘されている。

国連が発表した飲料水と衛生に関する調査結果によると、へき地で所得水準の低い地域では、コレラ、赤痢、A型肝炎、腸チフスなどに感染する危険性が極めて高いという。

貧困国の衛生状態を改善しようと国連はトイレなどの建設を進めてきたが、そうしたトイレを使いたがらない人が多いのが実情とのこと。

せっかくトイレを建設してもそれらを使う人があまりいないので、公共の場所での排便は衛生的に問題であることを彼らの教えていくことのほうが必要なのではないかと国連では受け止めている。

今回の国連の調査発表によると、サハラ以南のアフリカ地域の26か国では公共の場所で排便する人が増えており、特にナイジェリアではトイレを利用していない人が1990年の2300万人から2012年には3900万人に急増してきているという。

★衛生環境を改善しようとトイレを設置していも、相変わらず公共の場所で用を足してしまう人が後を絶たないのか゛現実のようです。

まずは衛生観念の徹底を図ることが先決ですが、それには相当な時間がかかりそうです。



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