世界最長の鉄道レールがお目見え

Japan Steel Giant To Sell ‘World’s Longest’ Train Rails
(The Wall Street Journal 2014/04/17)



★国内最大手の鉄鋼会社(生産規模で世界第2位)である新日鉄住金が長さが１５０メートルという世界最長となる鉄道レールを製造・出荷するというニュースをWall Street Journalが報じています。

「記事内容の紹介」

１５０メートルレールを使うメリットとは

The extra length can help reduce oscillation, noise and maintenance costs for operators compared to shorter sizes

「(１５０メートルもの)長いレールにすると継ぎ目が少なくなるため、これまでの短いレールと比較して列車の振動、騒音を減らしたり保守点検のコスト等を軽減することが出来る」

八幡製鉄所で製造される１５０メートルレールは９両連結の貨物車両を使用し、(各鉄道会社に)運ぶ計画だが、海外ではそうした長いレールは大型貨物船を使って運ぶ。

これまでは長いレールは運べるようにいったん２５～５０メートルに切断していた。

１５０メートルレールを使うことによって溶接の手間が省けると会社は話している。

これまでは生産規模で世界第1位世界1位のアルセロール・ミタルによる１２０メートルのレールが最長。

★１５０メートルもの長いレールが国内の鉄道に本格的に使われるようになる時が来たようですが、これで鉄道の事故が減り、列車の乗り心地が快適になればいいのですか。