記録的な暴風雪で8人が死亡 [犯罪・事件]




Heavy snow kills eight in Hokkaido
(The Japan Times 2013/03/04)

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北海道東部の中標津町で雪の吹き溜まりの中で車が立ち往生して母親と3人の子供が車の中に閉じ込められて一酸化炭素中毒により死亡した現場

★先週末北海道地方を襲った暴風雪で8人が死亡するという悲惨な事故が発生した。

「英文記事内容」


中標津町では雪の吹き溜まりの中で車が立ち往生して母親と3人の子供が車の中に閉じ込められて一酸化炭素中毒により死亡するという事故が発生した。

死亡したのは宮下加津世さん(40)と子供の3人。
車のマフラーと窓が雪で埋まってしまい、排ガスが車内に充満してしまい、一酸化炭素中毒により死亡が確認されたもの。

近くの住民が午後7時10分頃119番通報をしたが、警察や救助隊が2メートル以上にも積もった雪の吹き溜まりの中をかき分けて現場に到着するのに2時間以上もかかってしまった。

町内では、牧草地で倒れていた北川陽菜さん(23)も搬送先の病院で死亡が確認された。
北川さんは雪の中に閉じ込められた車から車外に出たようだ。現場から300メートルほど離れたところで北川さんの車が見つかった。

また湧別町では、岡田幹男さん(53)と9歳になる娘が牧場の敷地内で雪に埋もれていたが、岡田幹男さんは死亡が確認された。娘の夏音(なつね)ちゃんは軽傷を負ったものの助かった。

2人は土曜日の午後、岡田さんの友人宅に出かけるため家を出た後行方不明となっていた。

警察や救助隊は岡田さんの車を見つけたが、2人の行方は日曜日の朝になるまでつかめなかった。

岡田さんは友人に携帯電話をかけて車が大雪で埋まってしまったと伝えていた。

さらに富良野と網走の郊外では54歳と74歳の住民が意識不明の状態で倒れていたが、2人とも搬送先の病院で死亡が確認された。

「語句」
carbon monoxide poisoning  「一酸化炭素中毒」
exhaust pipe  「排気筒(=マフラー)」
be pronounced dead  「死亡が確認される」


★自然災害の恐ろしさをまざまざと見せつけられた今回の事故ですが、雪国で暮らしていくにはある程度の防衛策も必要になってくるのでは。その対策は以下のブログに書かれていますので参考にしてください。

関連ブログです

雪道で車が立ち往生した時の生き残り方法を身に付けよう




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