雪道で車が立ち往生した時の生き残り方法を身に付けよう [社会]

How to Survive If Your Car Gets Stuck in Snow
(ABC News 2011/12/22)


★今年の冬は東北・北海道地方は記録的な大雪に見舞われ、市民生活にも大きな影響を与えていますが、3月に入り、北海道では暴風雪による被害で悲惨な事件が起きました。

中標茶町では暴風雪の中、車内に閉じ込められた母子4人が一酸化炭素中毒により死亡、そして湧別町では立ち往生した車から車外に出て助けを求めて歩いていた2人の内1人が死亡するという事件が起きた。

こうした暴風雪による死亡事件で思い出したのが、2年前にABC Newsが報道した「雪道で車が立ち往生した時のサバイバル術」です。

今回のような悲惨な事故に遭わないようにすためにも大変参考になる記事だと思い、再度取り上げてみました。

雪国で暮らすドライバーさん、万が一に備えて頭の片隅に次のアドバイスをとどめておくといざという時に役に立つでしょう。

雪道で車が立ち往生した時のサバイバル術

その1. 
「冬期間、ガソリンは満タン近く、最低でも4分の3ぐらいは入れておくこと。緊急時には、できるだけ多くのガソリンが必要になる。」

その2. 
「フリースの毛布、緊急時用食料、そして救急箱を車内に用意しておくこと。緊急時には、トランクが使えなくなる場合がある。毛布は体が濡れた場合、体を温めてくれる数少ないアイテムの1つだ。」

その3. 
「雪を貯めておくことの出来る容器を用意すること。緊急時には、体内に水分を補給するのに雪が必要になることがある。」

その4. 
「車内のすべてのライトをLEDライトに変えること。LEDライトは白熱ライトに比べて、バッテリーの消費電力は12分の1で済むし、コストはガソリン代よりも安い。緊急時には、バッテリーの消費を出来るだけ抑えることが非常に重要となってくる。LEDライトに変えることによって大変大きな違いが出てくる。」

その5.
「決してパニックに陥らないこと。サバイバルとは、技術的なものではなくて、緊急時に反応する人の性格によって決まるのである。携帯電話やGPS機器は事故で使えなくなっているケースが多いが、使える場合は、すぐに使うこと。」

その6. 
「必ず車内に留まること。誰かがあなた方を探しに来た場合、人よりも車の方を先に見つける場合の方が多い。悪天候の車外にいるよりは、車内いる方がより長くサバイバルできる。車外に出なければならない場合は次の2通り。

まず第一に、周囲の地理的な状況に詳しく、安全な場所まで歩いていく方が容易だと確信が持てる場合。次に安全なところまで歩いて行かないと生き残れるチャンスが全くないと確信した場合の最後の手段として。」

その7. 
「シートベルトはずっと着用しておくこと。冬季の状況下では、他の車が雪道に埋まったあなたの車のところに滑り込んでくることがあるので。」

その8. 
「リアウィンドウに少しひびを入れておくこと。マフラーが雪で詰まってしまうことが多く、エンジンをかけた時に、多量の一酸化炭素ガスが車内に入り込んでくることがあるので。」

その9. 
「1時間ごとに、10分から15分エンジンをかけてみること。こうすることによって、車を温め、雪を溶かして水にしたり、サバイバル食料があれば、それを温めることも出来る。さらにはガソリンの節約、そしてエンジンとバッテリーの寿命を長持ちさせることも出来る。緊急時には、車はあなたのライフボートになるのだから、てぎるだけ長く車の機能を維持しておく必要がある。」





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