セクハラ天国?日本 [社会]
Nearly a third of Japan's women 'sexually harassed at work'
(the Guardian 2016/03/02)
★職場でセクハラ被害を受けながらもじっと耐えて働いている日本の女性たち
英紙ガーディアンは、日本で働いた経験のある女性の約3割がセクハラ被害を受けたことが、日本政府厚生労働省の調査で明らかになったと報じています。
記事の中ではセクハラの実態についてかなり詳しく報じていますが、その内容について簡単に以下にまとめてみましたので参考にしてください。
「職場では男性の同僚から容貌、年齢、体型などについて聞かれて嫌な思いをした女性が半数以上に上るという。また頻繁に「性的関係」を求められたり、強要されたこともあるという深刻なセクハラもあると報じています。
現在働いている、あるいは以前に働いたことのある25〜44歳の女性9600人を対象に実態調査を行ったところ、全体の約40%が、「不必要に身体を触られた」、約17%が、「性的関係を求められた」としている。
こうしたセクハラの約24%では加害者はなんとその女性の上司となっている。
この調査ではセクハラの被害を受けた女性の対応問題点のついても書かれています。
セクハラ被害を届けようとしない女性が多く、63%が黙ったままでいるという。それに対して10人に1人がセクハラ被害を訴えてもちゃんと聞いてもらえず、会社内で降格されたりもしたという。
厚生労働省は1日、働いた経験のある女性のセクハラ被害についての実態調査の結果を発表した。
調査は25〜44歳の女性を対象に行われ、職場でセクハラ被害を受けたと回答したのは全体の30%近くに上った。
セクハラ被害を受けた女性を雇用形態別に見ると、正社員が約35%と最も高かった。また、セクハラの内容については、「不必要に身体を触られた」は全体の約40%だったほか、「性的関係を求められた」は約17%だった。 」
★調査対象となった女性の約4割が職場で上司からセクハラ被害を受けているという日本の職場の実態を明らかにした記事ですが、日本の会社はまだまだ男性中心で動いているようです。
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