ロボットと人間との共存社会がやってくる [インターネット]

'Emotional' robot sells out in a minute
(CNN 2015/06/23)


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★ペッパーと対話?しているソフトバンクの孫社長


ロボットと人間との共存社会がやってくる?


★ソフトバンクが6月20日に人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を一般消費者向けに初回出荷分1,000台をオンラインで予約販売販売したところ、わずか1分で完売したというニュースをアメリカのCNNが取り上げています。


本体の基本価格は198,000円、その他基本プラン、保険パックなどの追加費用として1か月24,600円がかかる。

ペッパーの高さは121cm, 重量は29kg

ペッパーの性能とは

ペッパーには感情認識機能が搭載されていて、人間の声のトーンや人の顔の表情などを認識出来るだけでなく、人の感情も読み取れ、人間と触れ合うことが出来るように設計されている。しかし、何といってもペッパーの最大の特徴は、人を幸せな気持ちにさせるということだとソフトバンクの開発担当者は話してるいる。

そのメカニズム

ペッパーに搭載されているカメラ、タッチセンサー、加速度計、そして「内分泌型多層ニューラルネットワーク(endocrine-type multi-layer network)に取り付けられているセンサーなどの働きにより、ペッパーは自らの感情を形成するだけでなく、人間の感情を読み取る機能を有している。労働型ロボットではなくて感情機能を持った人間のコンパニオン(仲間)なのだ。

ペッパーは周りの状況のみならず、人の顔の表情や声のトーンなどに反応して感情を表現する。

知り合いの人がそばにいると安心して、褒められるとうれしくなり、明かりが暗くなると怖がる。

ペッパーはミスをすることがあるが、自身の感情機能やクラウドの集積データなどからダウンロードするデータなどで学習して成長していくのだと開発者は話してるいる。

ペッパーは現在のところ、英語、フランス語、日本語、スペイン語を話す機能を有しているが、今後数か月以内にはアプリストアなどでもっと多くの言語アプリが提供される予定となっている。

ペッパーのビジネスサイド

今回の販売の2日前にソフトバンクは台湾でアップル社製品を製造しているフォックスコンと中国のネット通信販売の最大手アリババとの資本提携を発表した。

2社はそれぞれ145億円の資本参加をし、出資比率は各20%としている。

ソフトバンクはペッパーの販売をロボットの海外販売の第一段階と見ている。


ソフトバンクはペッパーを最初の4年間は原価以下で提供し、5年目以降から利益を出していく考えでいる。そして将来はロボット分野が同社の中核事業の一つになると期待している。

先週行われたイベント会場での記者会見では担当者が、ペッパーの販売価格はペットの犬の価格とほぼ同じ程度にまでしたいとも伝えた。

ソフトバンクは今年の秋には商業型ペッパーを投入、ロボットをビジネスに利用できるようにするとし、詳細については7月に発表の予定。

ペッパーははすでにネスル日本店でコーヒーメーカーの販売に使われている。

ソフトバンクは次回の販売時期については7月に同社のウェッブサイトで公表の予定。


★鉄腕アトムの世界が現実のものとなる日がやってくるのでしょうか。

低価格での販売でロボットを購入する一般家庭が増えていくことが予想されますが、そうすると人とロボットとの関わり合いが今後大きな焦点となることは間違いないでしょう。

ヒト型ロボットの登場は果たして人を幸せにするのでしょうか












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