日本のスーパー高齢者たち [健康・医療お役立ち情報]
Japan's active seniors show younger generation how it's done
(CNN 2013/12/10)
日本のスーパー高齢者たち
水泳の練習に励む長岡三重子さん(99歳)
★お年寄り、高齢者というとこれまでは体が弱弱しくて、杖をついている人が多いというイメージがありましたが、そうした従来の高齢者のイメージを打ち砕くような元気な高齢者が日本にいるというニュースをアメリカのCNNが伝えています。
まず最初に登場するのは長岡三重子さんです。
年齢は99歳で、世界最高齢のマスターズ水泳で背泳ぎのトップ・スイマーで、18個の世界記録保持者でもあります。
長岡さんが水泳を始めたのは80歳を過ぎてからですが、これからも数多くの優勝目指して頑張っていくと張り切っています。
長岡さんは次のように話しています。
「私は自分の年齢のことは気にしていません。自分が今99歳だなんて信じられません。何にでも挑戦していきたいという気持ちでいっぱいなのです。」
日本の人口危機
日本人の4人に1人(3168万人)は65歳以上の高齢者で、100歳以上の超高齢者は、2012年から6%も増えて54000人以上もいる。
そして平均寿命は世界一84歳でありながら、出生率は最低となっている。大人用の紙おむつの売り上げが2020年までには赤ちゃん用のそれを上回ると予想されている。
定年退職後も働き続ける
日本では退職した高齢者の5人に1人は仕事に従事しており、先進国では働いている高齢者の数が一番多い。
高齢者が退職後も働く理由としては、経済的な理由のほかに何もしないと退屈だからという理由が一般的。
生活のために働く必要のない高齢者でも、世の中から孤立して生活したくないと思っている人も大勢いる。
高齢者の誰もが長岡さんのような活躍ぶりを真似をすることは出来ないが、活気に満ちた生活を送りたいという気持ちを抱いている高齢者は少なくない。
平均年齢67歳の女性たちのチアリーディングチーム「ジャパンポンポン」
会長の滝野文恵さんは最年長の81歳で、体を動かすことで身も心もすっきりすると話している。
お年寄りは世間からはか弱くて、杖をついて歩いているというイメージが持たれているために、お年寄りが活発に行動して、飛び跳ねたり、大声で叫んだりすることがなかなか理解できない日本人が多い。
「日本の高齢者の女性はか弱い存在だと思われていて、こんな私たちの行動はあり得ないと思っている人が多いようです。」と滝野文恵さんは話している。
こうした元気な高齢者たちは今の若者をどのように見ているのか
「若者たちはフェイスブックでメールのやり取りをしているだけで、あまり話すことはしません。そういうことはよいことではありません、」と滝野文恵さんは語る。
「ジャパンポンポンはBBC, CNNなどの海外のメディアからの取材を受けるなど、その活躍ぶりは世界的に知られているようです。
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