従軍慰安婦 旧日本軍の強制を示す公的資料

More Accounts Emerge of Japan’s Use of Sex Slaves During WWII
(Time 2013/10/08)

★第二次大戦中、旧日本軍がインドネシアの捕虜収容所から外国人女性を強制連行し、慰安婦としたとの記載がある公的な資料が開示されたというニュースをTimeが取り上げています。

「英文記事」

Newly disclosed documents describe how Japanese troops used Dutch women in Indonesia as 'comfort women'

At the request of a Kobe-based civic group, Japan’s national archive has disclosed previously secret documents that describe Japanese troops forcing foreign women into sexual slavery during World War II.

In one of the documents, a Japanese officer is quoted as saying “We asked the chief of the provincial police to select women at the camp for brothels,” describing the forced transfer of 35 Dutch women from a prison camp on Java to four brothels.

The issue of Japan’s enslaving of so-called “comfort women” during WWII has long been contentious, with PM Shinzo Abe’s previous and current government claiming it has found no proof of such a practice.

「日本語」

「最近開示された公的資料には旧日本軍がインドネシアでオランダ人女性を強制的に従軍慰安婦にしたことが記載されている。

神戸市の市民団体の請求により、これまで機密扱いにされていた第二次世界大戦中旧日本軍が外国人女性を強制的に従軍慰安婦にしたとの記載がある公的資料が開示された。

それらの文書の一部には日本軍の将校がインドネシアの州警察の長に遊女屋用の女をキャンプで選出するよう要請し、ジャワの捕虜収容所からオランダ人女性３５人を４か所の遊女屋に強制連行したと記載されている。

第二次大戦中の旧日本軍によるいわゆる「従軍慰安婦」問題はこれまで様々な論議を呼んできたが、第一次及び現安倍政権はそうした軍による強制的な慰安婦制度の存在を示すような証拠はないと主張している。」


★従軍慰安婦問題、竹島領土問題などで緊張感が続いている日韓関係ですが、今回開示された資料をもとに韓国側が日本に対してより強硬な態度を取ってくることが予想されます。