世界最年長のマラソンランナー、その1 [スポーツ]




World's oldest marathon man, 102, can't imagine life without running shoes
(CNN 2013/05/09)

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★笑いと幸せが人生そのものなのです。それがあればどんなことだって乗り越えていけるのですー102歳になるシングさんの話。


世界最高齢のマラソン・ランナー

CNNが世界最高齢のマラソンランナーについてのレポートを取り上げています。彼の生き方には学ぶべき点があるようです。

3回に分けて記事内容を紹介します。

その1

年金生活者の大半がそろそろ人生の幕を閉じようとするときにシングさんはは新しいことを始めた。

80歳代半ばまでは、妻や子供を1人なくしたりなどして、死んだも同然の失意の人生を送っていた。
ところが、80歳代半ばになってから、突如マラソンを始めたのだ。彼は肢体不自由児として生まれ、5歳になるまで歩くことが出来なかった。

シングさんの話です。

「走ることによって人に対して親切にすることの大切さを教えられ、心に大きな痛手を被った苦しい体験や悲しみを忘れて人生を取り戻すことが出来るようになりました。マラソンを始めたとき、まるで神にあったような気持ちでした。それ以来ずっと走り続けてきました。」

ひときわ目立つ長いあごひげと伝統的なシーク教徒のターバンを頭にのせた姿から、「ターバンをしたトルネード」というニックネームで呼ばれていて、世界中のマラソン大会ではスター選手となっている。

年齢とともに衰えていく肉体に苦しんでいる人が多い中で、彼は90歳のときに受けた健康診断では左脚の肉体年齢は35歳、右脚は25歳と診断された。そして99歳の時に受けた健康診断では、肉体年齢は40歳との診断。

Life is a waste without humor -- living is all about happiness and laughter 「ユーモアのない人生なんて無駄です。幸せと笑いが人生そのものなのです。」

シングさんは1990年代にイギリスに移り住むようになったが、当初は亡くなった妻や子供のことが忘れられず、心はまだインドにあったが、次第にイギリスの生活になじんできた。

そしてマラソンを始めるようになってから、次第に悲しみを克服できるようになった。
89歳の時に現在のコーチであり師匠であるハーマンダーさんと出会い、マラソンを始めたのだ。

シングさんのこれまでのマラソンの最速記録は2003年に行われたトロントウォーターマラソンの時に出した5時間40分で、このときは92歳。

★その2に続く
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