暴風雪で8人が死亡

Heavy snow claims eight lives in northern Japan
(CNN 2013/03/05)


暴風雪で脱線した秋田新幹線

★週末、北海道東部を襲った激しい大雪で8人が死亡、また東北地方では暴風雪で新幹線が脱線するという事故も発生したが、このニュースをアメリカのCNNが報じています。

「記事内容」

北海道東部の中標津町では女性が子供3人とともに車の中に閉じ込められて死亡した。

車のエンジンはついたままで排気ガスが車内に充満したために親子４人は一酸化炭素中毒で死亡したとみられている。当時車はマフラーと窓が雪で埋まっていた。

同じく中標津町の23歳の女性は郊外の牧草地のところで倒れて死亡しているのが発見された。数百メートル先のところでこの女性が乗っていたと思われる車が発見された。

紋別市湧別町では農地の雪の中に埋まって意識不明の53歳の男性と9歳になる娘が発見された。父親は搬送先の病院で死亡が確認されたが、娘の方は意識が回復し、今のところ命にかかわるようなけがはしていないと警察は話している。

2人は同日の午後、父親の友人のところに行くといって軽トラックで出かけて以来行方不明となったもの。

警察と救助隊とは土曜日の夜、2人が乗っていた車を発見したが、2人が発見されたのは翌日の朝になったからだった。

地元メディアの報道によると、父親は自分の体で娘をおおい、雪の中で娘の体を温めようとしていたとのこと。

日曜日には74歳と54歳になる住民の遺体が発見された。2人は雪の中に埋まってしまった車を乗り捨てた後道に迷ってしまったとみられている。74歳の男性は凍死とみられているが、もう一人の男性の死亡は調査中だと警察は話している。

また、土曜日の午後東京から秋田に向かっていた6両編成の秋田新幹線が猛吹雪の中、秋田県の大山近くで1両目の車両の前輪が脱線した。

乗客にけが人はなく、月曜日には運行が再開された。

地方メディアの報道によると、事故があったとき車両は現場で130人の乗客を乗せて6時間雪の中で停車していた。

JR東日本は今回の事故の原因について調査中とのこと。

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