桜井勝延南相馬市長、世界の100人に選ばれる [東日本大震災]

桜井勝延南相馬市長、世界の100人に選ばれる

米誌タイムはTime 100 「世界で最も影響力のある100人」の2011年度版を発表しました。

その100人の中に、福島第一原発での政府の対応を動画投稿サイト「ユーチューブ」で批判、動画を通して世界に向けて孤立化した町の支援を訴えた福島県南相馬市の桜井勝延市長(55)が選ばれました。

あの動画を見た方も多いと思いますが、世界これだけ大きな反響を呼んだ大きな要因は何といっても、動画に英語字幕を付けたことでしょう。日本語だけでは動画内容を理解する人は少なく、これほどまでに反響はなかったでしょう。

英語字幕を作成した人に拍手です。
インターネットで世界に情報を発信するには英語を用いるのが効果的であることが証明されたような事例です。

この記事の中で、「日本の政治家は自分の感情、気持ちなどを抑える態度を取り、黒っぽい地味な服を着て、(どちらともとれる)あいまいな態度を取り、あいまいな言葉を話す」と日本の政治家の特徴を述べています。

桜井市長は今回、そうした政治家の通常の礼儀正しさを捨て、南相馬市民の悲痛な叫びを無視した政府や大企業を非難した。

「政府や東電からくる情報はわずかで、我々は孤立化してしまい、餓死状態に追い込まれてしまった。どうか私たちを助けてください」と動画で訴えかけた。

この記事の最後のところで、日本は原発の危機のみならず、官僚の傲慢さという問題にも取り組むことになったと述べている。
英文記事はこちら
The 2011 TIME 100
桜井市長の関連記事と動画サイトはこちら
ユーチューブが福島第一原発事故の避難民を救う
このTime 100にはもう一人の日本人、南三陸町で患者の避難や治療に尽力した内科医の菅野武さんも選ばれています。
菅野武さんの記事はこちら


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