津波の絶望の中から新しい命の誕生 [東日本大震災]

東日本大震災被災地で新しい命の誕生

津波の被害に見舞われた岩手県陸前高田市の夫妻に、震災翌日の3月12日に女の子が生まれたという明るいニュースです。

希望のある明るい未来を築いてもらいたいと思いを込めて、娘には「希美(のぞみ)」という名前を付けたそうです。

「英文記事」

New life springs from despair of tsunami
「津波の絶望の中から新しい命の誕生」

A man and his wife who survived the March 11 earthquake and tsunami, but lost their home in Rikuzentakata, Iwate Prefecture, returned to the scene on Tuesday, with their newborn daughter who was born on March 12.

Shigeru Sato and his wife Yumi walked amid the debris of what used to be their home. Sato’s brother, Shoichi, a local firefighter, was lost in the tsunami while guiding evacuees to safety. “I am living a new life on his behalf,” said Sato.

Speaking of her baby daughter, Yumi said: “We want her to have a bright future full of hope. That is why we called her Nozomi.” The name Nozomi (希美) is written in two Chinese characters meaning “hope” and “beauty.”

「日本語訳」

「3月11日の地震と津波を生き抜いたが、岩手県陸前高田市の家は失ってしまったある夫婦が3月12日に生まればかりのた娘を伴って火曜日、家があった場所に戻ってきた。

佐藤茂さんとその妻由美さんは、家があったがれきの中を歩いて行った。佐藤さんの兄は市の消防士だったが、住民を安全なところに避難させているときに津波に巻き込まれて亡くなった。
「私は兄に代わって新しい人生を送っています。」と佐藤さんは語った。

新しく生まれた娘については、「私たちは娘に希望のある明るい未来を築いてもらいたいと思い、希美という名前を付けました。希美という名前は漢字二文字で、「希望」と「美」という意味なのです。」と由美さんは語った。」


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。