年金制度崩壊ー先が見えない日本の若者たち [社会]
In Japan, Young Face Generational Roadblocks
世代間格差と若者 シルバー王国 日本 ホリエモンの逆襲
Abandoning the System
将来、年金がもらえなくなることがわかっていても、年金納付の支払いをしない、いや、支払いができない若者が増えているという。
そして自分の主義、主張を押し殺してまで大企業での仕事を得るよりは、社会の底辺層に生きるフリーターとし自分らしく生活する道を選ぶ若者も出てきているという。
果たして日本は若者にとって住みにくい国になってしまったのだろうか。
「日本語訳4」
その結果、日本の若者は大挙してこの年金問題から逃げ出している。35歳以下の労働者の半数は法的義務のある支払ができない。たとえ年金が全く支給されない将来に直面することになるとしても。「フランスでは若者はデモ行進したりするが、日本では支払いを拒否するだけである。」と高橋氏は語る。
あるいは、10年前の最初の「失われた世代」の多くの若者のようにドロップ・アウトしてしまう。
京子さんはその一人であった。苗字の方は、今の仕事が続けられなくなるかもしれない恐れがあるので、明かしてはくれなかった。10年ほど前、彼女は早稲田大学の3年生で、戦後日本の踏みならされた成功への道に従って一流企業の仕事を探していた。順調なスタートを切り、面接では自分の考えを押し通すことはしないで、会社の仕事に前向きに取り組んでいこうという姿勢を見せようとした。この姿勢が勤勉で会社に従順な社員を探している日本の雇用者にアピールするのである。
しかし10社ほど面接を受けた後、軽い神経衰弱になってしまい、就職活動を止めてしまった。父のような働きすぎの企業戦士にはなりたくなかったのだということがわかった、と彼女は語る。
卒業前に一流企業での仕事に就くことができなかったため、彼女はフリーターにまで身を落とすしかなかった。フリーターとは一時的な低賃金の非正規の仕事についている社会の底辺層の若者たちのことである。2004年に大学を卒業してから、6つの仕事に就いたが、どの会社も失業保険や年金には加入させてくれず、給料は15万以下であった。
「今の状態は私が望んだものではないということがわかりました。でも、自分らしく生きてきたことがどうしてこんなに高いものについたのでしょうか。」と、現在29歳の京子さんは語ってくれた。
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