日本は世界の悪い見本 [エコノミスト記事]
英誌エコノミストの最新号７月３０日号の表紙に大変興味をひかれ、その特集記事を読んでみました。
左の女性はドイツのメルケル首相、右はアメリカのオバマ大統領
表紙に書かれた風刺画の２人は一目で誰なのかがわかるようになっていますが、気になったのは２人の服装です。２人とも明らかに和服、つまり日本人の服装をしているのです。特に左のメルケルドイツ首相は髪型は日本髪でかんざし?までさしています。
なぜこの２人が和服姿で、しかも風刺画で現れているのかとても気になりました。しかも２人の頭の間にあるのはおそらく富士山だと思われますが、噴煙を巻き上げているようです。この富士山も風刺の材料に使われたわけです。
この記事の内容は危機に瀕している世界経済のことを扱っているのですが、欧米の指導者が、日本の政治家のように「痛みを伴う厳しい決断をしようとしていない」と厳しい論調で批判しています。批判するだけではなく、今世界の指導者が取るべき決断とは何か、ということも述べています。
債務上限引き上げ問題の対応に追われているアメリカのオバマ大統領、そしてユーロ危機への対応に追われているドイツのメルケル首相のことを取り上げています。
この２人の指導者を引き合いにして、今厳しい決断をしなければ、かつての日本の二の舞になると指摘。
「日本では約２０年前にバブルが崩壊して以降、政治家が問題を先送りしてきた。日本の政治家には過去、政策の道筋を変更する数限りない機会があったが、そうすることを今まで避けてきたため、政策の道筋の変更はますます難しくなっていった」と指摘。欧米諸国の指導者はこうした日本の実例から学び、日本の二の舞にならないように気を付けるべきだと最後に述べている。
この記事の詳しいことは以下の英文記事を読んでください。JB PRESSにはこの記事の翻訳が載っていますが、会員登録をしないと一部しか見れません。
それにしても、このエコノミストの今回の記事、日本の指導者のような政治決断はしてはだめだとはっきり述べています。それだけ日本の政治は世界から信用されていないということなのでしょう。
左の女性はドイツのメルケル首相、右はアメリカのオバマ大統領
表紙に書かれた風刺画の２人は一目で誰なのかがわかるようになっていますが、気になったのは２人の服装です。２人とも明らかに和服、つまり日本人の服装をしているのです。特に左のメルケルドイツ首相は髪型は日本髪でかんざし?までさしています。
なぜこの２人が和服姿で、しかも風刺画で現れているのかとても気になりました。しかも２人の頭の間にあるのはおそらく富士山だと思われますが、噴煙を巻き上げているようです。この富士山も風刺の材料に使われたわけです。
この記事の内容は危機に瀕している世界経済のことを扱っているのですが、欧米の指導者が、日本の政治家のように「痛みを伴う厳しい決断をしようとしていない」と厳しい論調で批判しています。批判するだけではなく、今世界の指導者が取るべき決断とは何か、ということも述べています。
債務上限引き上げ問題の対応に追われているアメリカのオバマ大統領、そしてユーロ危機への対応に追われているドイツのメルケル首相のことを取り上げています。
この２人の指導者を引き合いにして、今厳しい決断をしなければ、かつての日本の二の舞になると指摘。
「日本では約２０年前にバブルが崩壊して以降、政治家が問題を先送りしてきた。日本の政治家には過去、政策の道筋を変更する数限りない機会があったが、そうすることを今まで避けてきたため、政策の道筋の変更はますます難しくなっていった」と指摘。欧米諸国の指導者はこうした日本の実例から学び、日本の二の舞にならないように気を付けるべきだと最後に述べている。
この記事の詳しいことは以下の英文記事を読んでください。JB PRESSにはこの記事の翻訳が載っていますが、会員登録をしないと一部しか見れません。
それにしても、このエコノミストの今回の記事、日本の指導者のような政治決断はしてはだめだとはっきり述べています。それだけ日本の政治は世界から信用されていないということなのでしょう。
タグ：日本化 欧米指導者
