副流煙残留物は人体に害を及ぼす [健康・医療お役立ち情報]

Study: Thirdhand Smoke Could Cause Harm
(Time 2014/02/03)

That's the residue from cigarette smoke that lands and sticks to surfaces


★たばこの火を消しても室内の床や壁などの表面に付着して残るたばこの煙の残留物は健康に害があるということが最近の調査結果でわかったというニュースです。


「記事内容」

カリフォルニア・リバーサイド大学のネズミで実験した最近の調査によると、いわゆる副流煙残留物に触れることでネズミの器官に害を与え、活動亢進の症状が増えてきて、人体の健康にも同様の悪い結果をもたらすことがあるということがわかってきたという。

実験用のマウスを人間の喫煙環境と同レベルの副流煙残留物の中に置いて実験したもの。

その結果、ネズミには肺の炎症のみならず、高レベル脂質や脂肪肝疾患の症状も見られた。

さらには傷を癒す能力の低下も見られた。

ネズミに見られたこうした症状は人が副流煙(たばこの先から出る煙)にさらされる時に見られる症状である。

そして喫煙者は外科手術後の傷の回復により時間がかかる傾向が見られるという。

喫煙環境の中に置かれる子供は短期、長期にわたる健康被害を蒙る危険性がきわめて高くなる。そしてそうした健康被害は相当後になってからでないと明らかにならないと研究者は結論づけている。


★たばこの煙はなくても、室内に残る煙の残留物が人体に健康上の害を及ぼす恐れがあるようです。

「参考」

third-hand smoke
副流煙残留物◆タバコの副流煙(second-hand smoke)を消した後も、壁、床、テーブルなどの表面に付着して残る重金属や発がん物質を含む有毒なタバコの煙の成分。室内を換気しても、特に、床をはい回る乳幼児が吸引する危険性が指摘されている。
(英辞郎より)


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