銀行と闇勢力との深いつながりー② [犯罪・事件]
Japanese mobsters becoming 'Goldman Sachs with guns': Executives at Japanese banks apologise for lending millions to underworld figures
(MailOnline 2013/12/01)
銀行と闇勢力との深いつながりー②
「記事内容」
「やくざたちはローンを合法的に使い、外国車やその他の高価な品物を購入したりすることがあるが、その一方で車を闇市場で素早く転売したりするのである。
東京で反やくざキャンペーンを行っている人の話。
「暴力団は金を作ることに躍起になっています。そのためには手段を選びません。暴力団とは取引はしないと思っている会社が多いが、手口が巧妙のため相手が暴力団だと見抜くことは難しいのです。」
今年の初めに日本証券業協会(Japan Securities Dealers Association)はデータベースに着手し、暴力団と関係のある企業を日本の株式市場から締め出そうとした。
暴力団と金融業界とのつながりを一掃しようという圧力は東京では強化されている。というのも、東京は2020年の夏季オリンピックの開催地になっているからなのである。
犯罪白書によると、暴力団に対する取り締まりの強化が功を奏してきて、暴力団組員の数は2012年には10年前に比べて、28%も減少して63000人となっている。
それでも依然として、日本ではやくざと企業とのつながりには根深いものがあるが、厳しい取り締まりのおかげて路上犯罪率が低くなっているとみている人もいる。
社会の奥深くにまでやくざの影響は浸透していて、やくざとつながりのある政界の大物議員さえ登場することもある。田中慶秋前法務大臣は昨年、暴力団関係者との交際が発覚して辞任した。
アデルステン氏は語る。
「以前は政治家になれたのはある意味やくざの支持があったからだという政治家が大勢いました。それほどにやくざの影響力は明らかにあるのです。」
「日本の犯罪組織グループは合法的な組織として扱われているために摩訶不思議なシステムとなっているのです。当局の規制を受けてはいるが法律で禁止はされていないのです。」
★日本のやくざが合法的に活動していることに対して欧米などの諸外国では理解が難しいようです。犯罪組織をなぜ野放しにしておくのか、やくざの世界は外国人の理解を超えているのかもしれません。
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