不倫で大儲けの出会い系サイト [海外]




Ashley Madison: Dating website makes money off infidelity in Asia
(CNN 2013/10/11)

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不倫は人間の本能?


★既婚者のための出会い系サイトが世界各国に進出して会員数を増やしているというニュースを紹介します。


既婚者との不倫関係を求めている人たちのための出会い系サイトーアシュレイ・マディソン(Ashley Madison)の会員数は全世界で約2千万人だが、最近新たにアジアのある国に進出した。

日本には今年の6月にアジア初の国として進出してきたが、進出してから3か月の間に約50万人もの会員数を集めた。

香港には今年の9月に進出して、会員数はこれまでのところ8万人。

香港での会員の伸び率は他のどの国よりも良いとサイトの責任者は話している。

アジアの国々は他の国に比べて非常に保守的な国だと言われているが、文化的な価値観が違っていても人々の不倫願望はなくなることはないとしてサイトの責任者であるバイダーマンは次のように話している。

「このサイトは人間の本能的な行動パターンを勧めているだけなのです。あらゆる階層の人たちを対象としています。不倫願望は人間のDNAみたいなものなのです。私はただー女性がリードして男性がついていくーというその波の上に載っているだけなのです。」

「不倫は不貞な性革命で、文化の違いがあっても不倫はなくならないのです。どんな宗教団体もこれを止めることは出来ません。」

会員とコンタクトを取るにはクレジットによる支払いが必要だが、香港では初回時の利用料金は45ドルかかるが、これで男性会員は20人の女性会員とチャットが出来るという。女性会員はサービスは無料となっている。

日本での女性会員は16万人だが、そのうちの68%が既婚者だという。これに対して香港では独身男性の割合が多いという。

不倫は世界的な現象であるが、国によって、地域によってその内容は違っている。

メキシコ、アルゼンチン、ベネズエラなどのラテンアメリカの国では、アメリカやヨーロッパの国と比べて女性の会員の割合が少ない。それに対してフランスでは40歳以上の既婚女性の割合が非常に多いという。

香港では独身男性の会員が多く見られるという。世界的に見てアシュレイ・マディソンの独身男性の会員の割合は平均して9~11%だが、香港では18%にもなっている。

アシュレイ・マディソンでは2014年の6月までにアジアに10から11の地域に進出を計画している。今年の11月には台湾に進出を予定している。

アシュレイ・マディソン(Ashley Madison)は様々なマスコミに広告を出しているが、Facebook, Fox, NBCなどのように広告を拒否しているメディアもある。

不倫は結婚生活や家族の崩壊につながるものだと考えられているが、崩壊するかどうかは夫婦の結婚観によると香港大学のSandy To 教授は次のように話している。

「結婚は一夫一婦制が正しいという考え方が一般的ですが、そうした概念の枠の中で片づけることのできない人たちもいるということを考えてみなければなりません。結婚生活の外に精神的そして性的な欲求を求めているいる人たちもいるのです。でも夫婦が同じ結婚観を共有していなくて、お互いを偽るようなことが゛あれば、結婚生活は破滅に向かい、誰かが傷つくことになるでしょう。」

Sandy To教授の話によると、アシュレイ・マディソン(Ashley Madison)というウェッブサイトは、文化がより自己中心的で個人の好みに合ったものへと移行してきて、自分を結婚生活や家族のために犠牲にするという考えが薄れてきていることの表れだと話している。

不倫を良しとするする人にとってはこのサイトは無害であり、一夫一婦制が正しいと考えている人たちはこうしたサイトは一企業の単なるCMで、ジョークとしてとらえていれば問題はないとしている。

バイダーマンはこうしたウェッブサイトを立ち上げて金儲けをしていることに対して特に良心の呵責というものは感じてはいないようで、ポルノ、ストリップ劇場やマッサージパーラーなどのサービスと同じように社会に対するサービスを提供しているのだと話している。


★以前、「不倫は文化だ」という発言をして話題を呼んだ日本の芸能人がいましたが、こうした不倫を勧めるサービスは果たして日本で受け入れられるのでしょうか。

こうしたサイトは単なるsex industry の一つとして考えればよいのでしょか、それとも一夫一婦制の崩壊を意味するのでしょうか。

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